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るうてる2007年

るうてる2007年2月号

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教職授任按手式礼拝

今年も3月に教職授任按手式が執り行われ、2名が按手及び派遣を受ける予定です。どうぞ、ご参集ください。
■福音を語るに際しては、力強く大胆に、聖書に基づいて公然と臨みたい。あのアポロのごとく「イエスのことについて」どこまでも熱心な者でありたい。今こそイエスのために、わたしたちが共に、グッド・ニュースをたずさえて世に出てゆく時です。
神﨑 伸(武蔵野教会出身)
■聖書の中では12という数は特別です。また、事情があって故郷を離れる場合も多々見られます。私がここに再び機会を与えられて、福音宣教の働きに12年ぶりに復帰することにも神の御恩寵を感じます。
中川 俊介(津田沼教会出身)

事務局長就任挨拶

前事務局長の辞任を受け、山之内議長は徳弘氏を事務局長として指名しました。信任投票の結果、12月1日付けで徳弘氏が就任しました。
その徳弘事務局長より就任の挨拶をいただきました。
 先日キャビネットから探し物をしていると、日本福音ルーテル教会の歴代の議長、事務局長とトピックスが載った簡単な年表を見つけました。そういえば、私のノートパソコンの中にも、JELCの過去の議事録や集計表、るうてるなど、すべてが電子化されて入っています。今までの私たちの教会の歴史を振り返りました。
 いま、日本のどのキリスト教会も困難さや転換期に立っています。欧米のキリスト教界も転換期です。アメリカやフィンランドの深い関係にある教会との関係も、調整が必要になっています。
 しかし一方、幸いなことに、私たちには、歴史と、世界中の仲間と、そして国内にも豊かな教会・信徒の群れが与えられています。
 神様から頂いた恵みを、本当に感謝して受け取り、他の方々にも伝え、仕えて行くことが私たちのミッション(アワー・ミッション)です。
 2002年からPM21(パワー・ミッション)という宣教方策が進められてきました。教会の全体の姿を整え、現場の教会の働きを支えるために教会事務局は置かれていると思います。この転換期に、本当に福音の恵みを私たちのものとして捉え、味わい、感謝して、わたしたちのミッションにしていくことが大切と考えます。
 歴史や将来、そして全国規模や海外他の関係という、広く長い視点で見るために、時として、現場の視点と多少の相違が生じることもあるでしょう。
 祈りと、対話を大切にしながら、この大切な努めにあたっていきたいと考えています。
 山之内議長を先頭にして、私たちの群れが、更に豊かに祝福されれるように、祈りながら。
 どうぞ、宜しくお願いいたします。
徳弘浩隆

クリスチャンのライフカレンダー

~岐路に立つあなたへ~

 悩みの真っ只中にいつあなたは、浪人中! 悩んで苦しんで出口を模索しているあなた。でも、愚かな母は、何の手助けもできません。ただ、オロオロして、あなたの様子を見守り、祈るだけの存在です。高校生の時、ただ一言「牧師にならない?」と聞きましたね。
 でも、あなたは、別の道を選びました。
 大学へ進学するのも、就職するのも自由、全て、神様がレールを引いて下さっているのですもの。今、私の人生を振り返ってみると、悩み抜いてきた全てのことが、神様のみ手の中にありました。堅信式で、信仰を告白したあなた! どんなときでも神様の御心に適った生き方をしてくれると信じています。
 「あなたがたを襲った試練で、人間として耐えられないようなものはなかったはずです。神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていて下さいます」(1コリント10:13)

春キャン、申込み受付中!!

 今年の春の全国ティーンズキャンプは、3月27日(火)~29日(木)にかけて、千葉市少年自然の家(千葉県長生郡)にて開催されます。どうぞ、各教会でご案内ください。
ご注意:すでにポスター等でご案内していますように、申込み時期によって参加費が異なります。お早めにどうぞ!
1月中:10,000円/2月中:11,000円/それ以後:15,000円

牧師の声「私の愛唱聖句」

初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。(ヨハネによる福音書1章1節)
東海教区 高蔵寺教会 牧師  土井 洋
 初めて読んだ聖書の言葉です。中学生のときでした。意味は良くわかりませんでしたが、少年の脳裏に、楔が打ち込まれたようでした。以来50年間、その意味を探索中です。
 その方は、空気のような人でした。私にこの聖書を教えた方です。喜怒哀楽を超えた顔で、聖書を読みます。その意味が、私には、分からなくても、悠々と読み続けます。「分かりましたか」などと、その方は問いませんでした。その意味が分からなかったので、今でも格闘を続けています。そのとき、その意味が分かったなら、今の私はないかもしれません。
 この分からない聖書のために、探求を継続しています。継続は力なりといいます。力とは、強くあるだけではないと思います。むしろ、弱さのほうが力になる場合もあります。分からないから分かろうとするとき、より強い力が働きます。これは直接的な支えや励ましにはならないかもしれません。ただ、目に見えないところで働いていることを悟るだけです。目に見えない格闘ですが、真剣な格闘です。斬るか、斬られるかの格闘です。これこそ生きているしるしであるかもしれません。格闘の出発は、ヨハネ福音書の言葉でした。
 50数年もかかって、その真髄に触れたかどうか定かではありません。
 大見得を切って、人に伝えたいものは何もありません。ただ、50数年間の格闘で、まだ、何も決着がついていないということです。だから、この格闘は継続しなければならないのです。いつの頃からかは、分かりません。しかし、確実にそのように定められているようです。
 否、そのように生かされている。この方が精進でしょう。

信徒の声「教会の宝石を探して」

西教区 下関教会 信徒   米田 説子
教会に来られたきっかけは?
教会の伊藤きよさんとのご縁かしら。彼女とは、婦人の友の愛読者会「下関友の会」でお付き合いがありました。私は羽仁もと子先生をとても尊敬しているんですが、先生の著作集に信仰篇というのがあって、その中に意味のよく分からない文章があったんです。なら、牧師さんに聞いてみたらとなって、当時の小泉潤牧師をお訪ねしました。もう20年以上前のことです。洗礼は1986年3月30日に受けました。
友の会についてお聞かせください
友の会は50年以上になります。今は、私が一番古いかしら。亡くなった夫は友の会があまり好きではなくて、若い頃は夫に隠れて参加しました。初めはご近所で友の会のメンバーがクッキーを焼いていて、そのグループに誘われたんです。クッキーは甘い香りで、いただくと、こんなにおいしいクッキーは他にはないって思いました。いろいろなお料理を習って、本当に楽しかったわ。
 友の会を続けているうちに、下関友の会の総リーダーになったんです。それは大変でした。友の会に反対の夫には愚痴一つこぼせないし、そんなとき聖書の言葉に慰められました。今でも一番好きな聖句です。「深處に乗りいだし、網を下して漁れ」(文語訳:ルカ5章4節)分かったような顔をせずに、もう一年間励みなさいと言われているようで、本当に救われました。
米田さんのご趣味は俳句ですね。毎月「カリス」(月報)にも掲載されていますが、いつ頃から始められたのですか。
 本格的には夫が亡くなってから始めました。かれこれ15年になるでしょうか。俳句は毎日書いています。一日に一つとかぎらず、二つ三つとできて、私はこの時間がとっても好き。何より一番楽しい。母の歌が多いかしら。日常風景の母の姿を思い出すんですが、私には子どもがいないせいね。母の姿が浮かぶんです。
米田さんの俳句を、昨年のクリスマス祝会で詩吟に歌われた方がいましたね。
母の里/駅まで三里/稲の花   
 そう、あの方、うまく詩吟にしてくださいました。私は不信仰であまり教会のことはしてこなかったのに、何だか恥ずかしいわぁ。
ありがとうございました。るうてるに向けても一句をお願いします。
栞せし/ふくらむ聖書/去年今年

求道者の旅 第23回 どのようにして神様と会話するのでしょう?

ケネス・J・デール
Q. 主な祈りの種類は何でしょう?
A. 崇敬、賛美、感謝、懺悔、奉献、とりなし、そして祈願が主な種類です。
(英国国教会祈祷書より)
 公の祈りは形式的な言葉にすぎないように思われる時があります。私的の祈りは絶望的状況におかれた時の嘆きです。しかし、祈りとはそれ以上のものであるはずです。
電線のたとえ
 三鷹の神学校のキャンパスの門の上を走っている高圧線を見ていると、細い、単純な、普通の線を通って街の何千という家々に働き、流れている莫大な量のエネルギーの事を思うのです。
 私は、単純で、小さな、普通の人間を通して働いている神の霊のエネルギーを一つの比喩として考えたのです。そのエネルギーは、確実にその線の中に流れている潜在的な電力以上のを持っているに違いないのです。
 両者とも力は全く目には見えません。また力を利用するための変圧器が不可欠です。そうでなければ、ただの潜在的なエネルギーにしかすぎません。
 祈りが変圧器なのです。「求めなさい。そうすれば、与えられる。」とイエス様は説かれました。求めることなしには、何も受けるものはありません。求めなければ、神様のエネルギーは、いわば線の中に留まって、私達の中には流れて来ません。不可視で強力な神のエネルギーの大いなる蓄えから、一体何を有用にすることを私は本当に望んでいるのでしょうか。
「どうか」から「ありがとう」へ
 私の祈りの習慣は変わりつつあります。かつては、主として憐れみ、嘆願、祝福を神に「請う」、また私の人生をより良いものになすようありとあらゆる事を頼んでいました。
 祈りの方法として悪くはないのかもしれませんが、最近私の祈りは嘆願よりは賛美の言葉へと変化してきました。神は実に多くの良い事で私を「今」祝福して下さっています。
 「今」という事は重要です。「与えて下さい」は、不確定の未来に向かっていますが、「ありがとう」と言うのは、「そのように感じていないとしても、あなたが今、ここにいて私の人生に働きかけておられ、それゆえに私は感謝する」という事です。中世の神秘主義者のマイスター・エックハルトは「すべての人生における唯一の言うべき祈りは『有り難う』。それで十分である」(Spiritual Classics) と、書いています。
(翻訳:上村敏文)

詩編を味わう 弱ければこそ

主は馬の勇ましさを喜ばれるのでもなく/人の足の速さを望まれるのでもない。/主が望まれるのは主を畏れる人/主の慈しみを待ち望む人。
詩編147編10~11節

—–強ければよいのか
 馬は勇ましくあればあるほど馬としての本領を発揮するのであり、人の足は何ものにも優って速くあることを足の本領とするものです。それは強さがすべてに優るとする論理であります。わたしたちは、その論理を疑うことなく生活の中に取り入れてきました。
 世のなかは成果主義を謳い、能力を賛美する時代です。生きる上で強いことは必須のことだと信じ切っている者の論理が横行する生活が当たり前のように押し寄せます。人はこの強さの評価をわが身に受けるため努力に努力を重ねます。体力においても知力においても人は強くありたいのです。強くあり得ない者は努力を怠ったのであり、努力しても強くあり得ない者は、強い者が面倒を見ることはよいことである、とあたかもそれが社会の決まり文句のように考えてきました。弱者とレッテルを貼られる年老いた者、障がいを身に帯びた者、降って湧いたような災難に生活の支えを奪われ、今日一日をやっと生きている者は、どこに安堵の居場所を持つことができるのでしょうか。
—–弱さこそ力
 聖書は言います。「主は馬の勇ましさを喜ばれるのでもなく、人の足の速さを望まれるのでもない。主が望まれるのは主を畏れる人、主の慈しみを待ち望む人」。もはや神からは離れて生きることはできず、なにもかも神にお委ねする以外に道はないことを知った人とでもいうべき意味であります。ときおり、信仰を持つような人間は弱い人間だ、つまり駄目人間なのだという声を聞くことがありますが、まことにこの詩編作者が描く人間像は強さと縁のないところを生きている、あるいは生きざるを得ない者の姿であります。
しかしこの世が弱者、場合によっては敗北者とレッテルを貼る人間を神は喜び、望まれると作者は言っているのです。これは世の強者礼賛に対する聖書の挑戦であります。
 パウロも申しました。「主は『わたしの恵みはあなたに十分である。力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ』と言われました」(2コリント12:9)と。力とは、ここではキリストの力という意味です。信仰は弱さを強さに変えるのではありません。強い人間になれば、キリストを見失います。人は弱さの中にいてこそ、キリストの力を十分に受けることができます。詩編が「主が望まれるのは主を畏れる人、主の慈しみを待ち望む人」というのは、自分の弱さの中にいてこそ、見えてくる神の恵みに生きる者の姿であります。
—–弱ければこそ
 弱ければこそ見える世界、これは何ものにも代えることのできない恵みを一杯に湛えた世界です。何よりも委ねることを知って生きることができる世界です。弱ければこそ、委ねて生きる以外に道はないのです。徹底した弱さの中で呻吟するとき、委ねるお方を持たないなら、どのようにして明日への望みをつなぐのでしょう。委ねるとは、なるようになれという運命論的な生き方とは質を異にします。委ねることを喜んでくださるお方がいますことを知っている今日があり、そのお方から「慈しみ」を頂くことを楽しみとする明日があります。
 ルターはわたしたちが弱さの中にあるとき、慰めを受けるのはキリストとの間に「喜ばしい交換」が起るからだと言います。わたしたちの弱さを嘆きや悲しみ、時には愚痴としてキリストにお捧げするとキリストはご自身のものをわたしたちにくださいます。引き換えにわたしたちのものをキリストが引受けてくださいます。それこそ「慈しみ」を頂くことになるのです。信仰による慰めは、そのようにしてわたしたちのものとなります。
 わたしたちが強さの論理の中で生きているなら、このような慰めとは無縁の生活となりましょう。「これくらいのことでは」、「まだまだ」、「もう少しで」などなど、常に不足を託つ言葉の中に身をおいて努力から努力への生活が待っているにちがいありません。それが今の社会というものだとうそぶくなら、生活の中に気晴らしはあっても慰めはなく、砂を噛むような生活はあっても慰めへの応答としての感謝もないでしょう。
(かくしゅういち)

各地の働きから 宣教する教会 「シオン教会」

 1.シオン教会を形成しようとしたきっかけは何ですか。
 一つひとつで自立を目指すと、それぞれ負担が大きくなるという現実がありました。小さい教会では、協力金が負担となっていました。それならば、近隣の教会で一緒になって支え合おうと動き出したのが、一昨年のことでした。
 2.教会共同体として動き始めて変化はありましたか。
それまで小さかった教会が、財政的な負担から解放されて、元気になったと思います。不安から解放されて何もしなくなるのではなく、それを宣教に向けています。例えば、六日市では「中高生に福音を伝えたい」という意識を持った方がいて、クリスマスに映画会を計画しました。中高生は2名の参加でしたが、近所のお母さん方も来てくれました。六日市は礼拝堂のない教会ですが、クリスマスには20名も集まりました。
益田は、人を介してつながる教会です。信徒に誘われてたまに来る方もおられます。
 昔からそういう一面はあったと思いますが、不安や負担から解放されて顕著になってきたのも事実です。
 3.共同体となってよかったことは何ですか。
何よりも痛みを分かち合えることです。自分たちだけのことではなく、相手のこと、その痛みを受け止めて、祈りあえるのは、非常に教会的だと思います。
 4.課題はありますか。
何と言っても距離です。徳山~六日市、六日市~益田はそれぞれ1時間、益田~柳井は約2時間、柳井~防府は40分ほどかかります。牧師が常駐ではないので、信徒同士の連絡、信徒と牧師の連絡が密にされることが大切です。合同で何かをする場合も、信徒さんが責任をもって普段来ていない方にも連絡をとるなど、相互牧会もなされています。
地域ごとに違っていることが多いので、それぞれに対応しています。
 5.これからの展望はありますか。
共同体全体のことも大切ですが、一つひとつのチャペルが安心して礼拝を守ることが重要だと思います。
これまでは、一緒になることを目指してきましたので、今、ビジョンのようなものははっきりとしていません。しかし、今年は各チャペルで一度は合同礼拝をしたいと考えています。
 6.全国の教会にメッセージをお願いします。
全体をみるのは大切ですが、大切にされるのは一つひとつの群れです。たいへんですが、どちらにも目を向けて行くとき、それぞれの群れから恵みが与えられます。どうぞ、私たちの群れのためにお祈りください。

議長に一問一答

2007年の抱負をお願いします。
 皆様には、新しい年2007年を如何お過ごしでしょうか。
 今、私たち日本福音ルーテル教会は教会再編に取り組んでいます。教会合同に加えて、教会共同体という新たな行政単位が導入され、教会再編が目指されます。そのための規則が、1月1日から施行されました。これは、教会全体としての力を、教会の外に向ってより強力に発揮できるように態勢を整えるためです。
 教会の力、それは福音そのものが持つ力です。この福音の持つ力を、その力のままに教会の外に発揮させたいのです。
 この世は、今、呻いています。この呻きは、神様抜きに人間存在の意味を問おうとする人間の罪の現われです。今こそ、神様の登場の時です。福音が宣べ伝えられるべき時です。教会の時です。
 福音の持つ力がその力のままに発揮されるよう教会の態勢を整えて、一人でも多くの人に福音が実現するよう努めたいと思います。

牧師配偶者と教会との関わり

牧師配偶者と教会との関わりに関する常議員会見解

 常議員会は、「牧師配偶者と教会との関わりに関する常議員会見解草案作成検討委員会」が常議員会に提案した文章を承認し、常議員会の見解として採択、各教会宛に送付しました。
 これまでの経緯は、牧師配偶者の教会との関わりに関する検討委員会(牧師、牧師配偶者、信徒、年齢も20代から60代からの10名の委員で構成)」を設置し、牧師配偶者の教会との関わりについて諮問しました。牧師配偶者へのアンケートを実施し、協議の上、答申を行いました。常議員会は、新たに「本教会常議員会見解」を出すために草案作成検討委員会(委員長渡邉純幸)を設置し、草案づくりを委嘱しました。同委員の答申を受けて常議員会はさらに協議し、信徒委員を増やした上で再度諮問し、今回まとめられたものです。
 これは、牧師配偶者に対する暗黙の期待とそこから来る重責に起因する諸トラブルに対応するために、慎重にまとめらました。
 牧師配偶者の働きに感謝する一方、それは一般信徒と同じ奉仕であること、それは本人の自由意志によるべきものであり、強く規定しないことを確認するものです。
 この件について、常議員会は、全牧師と教会員皆様に理解と協力をお願いしています。
本 文
1.日本福音ルーテル教会において、原則として一般任用牧師には牧師館居住の義務があります。したがって、従来、牧師配偶者に対しては、牧師と共に牧師館に居住することが当然とされてきました。その中で、牧師の配偶者そのものへの期待、教会敷地内に居住する者への期待があり、牧師配偶者達は、それへの自負と喜びをもって宣教と教会形成に貢献してきています。同時に、それは配偶者にとって、ときに、牧師配偶者に暗黙裡に期待して担ってもらってきたもろもろの働きが、信徒の予想を超えた重圧となることもありました。
2.また、社会情勢の変化にともない、牧師配偶者には、有職のもの、日本福音ルーテル教会あるいは他教派の牧師であるもの、牧師が女性でその配偶者が男性であるもの等、多様なあり方が増えてきました。
3.このため、牧師配偶者の受け止め方について日本福音ルーテル教会常議員会は、全教会に対し以下のことを理解し受け入れることを要請します。
①牧師配偶者の教会との関わり(教会生活とその働き)について、自然な形での自由な選択が認められること
②牧師、牧師配偶者、信徒皆は、このことのために教会のもろもろの働きを、力を合わせて担っていくように意識を改め、態勢が整えられること      以上

春の全国ティーンズキャンプのお知らせ 

第15回春の全国ティーンズキャンプ

 今年の春の全国ティーンズキャンプは、3月27日(火)~29日(木)にかけて、千葉市少年自然の家(千葉県長生郡)にて開催されます。
 テーマは「イエスは良い羊飼い」。主題聖句は「良い羊飼いは、羊のために命を捨てる」(ヨハネによる福音書10章11節b)
 全国の仲間に出会い、スタッフに出会い、そして私の良い羊飼いイエスさまに出会う3日間です。どうぞ、皆さんの教会からも送り出してくださいますようお願いします。

集計表提出のお願い

 本教会提出の集計表を期日までにご提出くださいますようお願いいたします。一教会でも遅れますと全体の集計ができないばかりか関係省庁への報告にも影響が出ます。
 また、報告書は電子メイルでの提出をいただきますと、事務作業の軽減ばかりでなく、間違いを防ぐことにもなります。
 報告書と共に、教会総会資料をお送りください。
■提出期限■2月10日

2006年連帯献金報告

2006年12月末現在の連帯献金について、次のようにご報告いたします。たくさんのご協力ありがとうございました。
1.ブラジル伝道(32件)
41万6500円
2.日米協力伝道(20件)
8万7400円
3.メコン宣教支援(12件)
13万500円
4.イラン・イラク・アフガン難民(1件)
1万円
5.パレスチナ難民(22件)
15万1673円
6.世界宣教(63件)
128万6620円
7.スマトラ島沖地震(3件)
2万3030円
8.災害緊急支援(104件)
162万7093円
■献金者・団体ご芳名■
(敬称略・順不同)
【教会】
津田沼、刈谷、大岡山、神水、東京池袋、防府、大分、藤が丘、日田、健軍、広島、東京、雪ヶ谷、西条、箱崎、本郷、市ヶ谷、知多、名古屋めぐみ、聖ペテロ、釧路、修学院、千葉、蒲田、下関、京都、甲府、恵み野、栄光、帯広、池田、二日市、名古屋、湯河原、荒尾、高蔵寺、稔台、小岩、大森、保谷、柳井チャペル、札幌、宇部、賀茂川、横浜、大阪、挙母、函館、阿久根、シオン、豊中、三原、新札幌、厚狭、熊本、鹿児島、岡崎、岡山、唐津、神戸東、日吉、長野、大江、札幌北、岐阜、松橋、板橋、八王子、小田原、小石川、聖パウロ、小鹿、清水、田園調布、宮崎
【婦人会】
ルーテル婦人会連盟、東教区婦人会、熊本市キリスト教連合婦人会、熊本地区婦人会、保谷教会婦人会、婦人会連盟東教区婦人会、聖ペテロ教会婦人会、、小石川教会婦人会
【その他団体】
名古屋地区教会、日善幼稚園、九州学院中高生徒会、小石川教会バザー委員会、健軍教会CS、困難な中にある子供たちへ箱崎教会、道央北区合同礼拝、JELAチャリティ、神水教会学校、めばえ幼稚園、唐津ルーテル子どもの教会、名東教会難民支援、唐津ルーテル幼稚園、箱崎CS、恵泉幼稚園、清泉保育園、奈多愛育園園児職員、道央地区合同礼拝、甘木聖和幼稚園父母の会、大江教会九州学院3年8組、中央沿線7教会一日祭、小城幼稚園
【個人】
小林次郎、小長谷ヤヨコ、角田健、吉川昌江、清水敦代、藤井浩・礼子、杉岡浩二・百合子、須田川越セシリア直美、保坂和子、渡辺賢次、牛島治子、吉野正機、鈴木やす、三浦フサ、西村鶴子、杉山昭男、二宮幸美、中川弘子、浅見正一、森田七三郎、折田良三、飯野タケ、尻無浜紀美子、石森京子、柘植春子、古川文江、井上光武、宮澤真理子、関本憲宏、松比良節子、岩松笑子、加藤和子、田中悦子、兼岩恵美子、野原弘子、周田裕芳、上窪松子、徳野照代、仁保茂子、石井良宣、石田喜久子、山本慶次、秋山房子、平塚登美子、妹尾毅、久保明美、渡辺次郎、小川幾代、徳永賢介、児島和子、杉崎光世、芝田美穂子、牧之瀬恭子、木下海龍、大島譲、西岳芳枝、河野精一郎、櫻井啓子、佐藤紀子、加藤俊輔
■各指定項目合計に世界宣教・無指定分を配分させていただき、次のようにお送りさせていただきました。
1.ブラジル伝道
163万4000円
2.日米協力伝道(JACE)
99万6996円
3.メコン宣教支援
36万360円
4.パレスチナ支援、LWFビクトリア病院
72万2100円
6.LWFの働きを支えるために
79万5668円
7.ジャワ島地震支援金
56万6450円

 年末送金時に間に合わないものは2007年分に繰り越します。ご了承下さい。
 事務局からの海外送金は12月28日を目途にしております。それまでにお届けいただければ、すぐにご意思をお届けできますので、あわせてご理解下さい。また名義に関しましては、献金いただいた当時の名義を掲載しております。

教会手帳訂正

教会手帳住所録(2007年版)の変更を以下の通りいたします。
 P7 明比輝代彦先生メイルアドレス asterten-kakehi@mbr.nifty.com

機関紙の遅配に関しまして

 「機関紙の到着が遅れる」、「一度に全部届かない」という連絡をいただいております。
 広報室では、確実に第一日曜までに届くよう昨年より締め切りを早めて、余裕を持って発送できるよう努めていますが、依然遅配の話がなくなりません。
 遅配の連絡をいただいた場合、担当集配局に問い合わせて直接原因を調べてもらっていますが、原因は、はっきりしていません。ですが、一度問い合わせると遅れることがなくなるようです。
 担当集配局への問い合わせは広報室で行っておりますので、第一日曜までに届かないことがありましたらご面倒をおかけしますが、一度ご連絡いただけますでしょうか。
 連絡が早ければ追跡も可能です。より原因解明に近づけるのではないかと思っています。
 ご協力、お願いいたします。

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