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機関紙るうてる

るうてる2008年8月号

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集う喜び、SLEY福音大会

フィンランド福音ルーテル協会福音大会に参加された立野事務局長より報告をいただきました。
6月27日~29日にかけて、フィンランド福音ルーテル協会のお招きにより、福音大会に参加してきました。ヘルシンキから400キロを車で走り、森と湖のすばらしいカンカンパという町に、1万人以上の人々が集まり、3日間を通して礼拝を中心にした様々なイベントが開催されました。この福音大会は毎年おこなわれており、信仰を同じにする友が、毎年集まることの意味を深く感じることができました。
日本からのゲストとして招かれた私は、大会でのスピーチをはじめ、ゴスペルロックコンサートでも奨励、子どもプログラムでの説教の担当などを与えられました。とくに宣教師派遣式では按手者の一人として参加しました。子どもたちが派遣される国の旗をもって入場し、多くの信徒が見守るなか、おこなわれるこの式に出席し、日本宣教もこのような熱き祈りと支えによって成り立っていることを実感しました。
また、日本で働かれた多くの牧師・信徒宣教師と再会することができました。いまもなお日本のルーテル教会と信徒一人ひとりを覚え祈っていてくださる姿に感謝し、帰国後にその思いを日本の教会に伝えることをお約束して帰国しました。

受洗50周年を記念して -アワーミッションレポート-

今回は、受洗50年を記念して、教会にステンドグラスを寄贈された、森川利一さん、仲子さんご夫妻のお話です。半世紀におよぶご夫妻の信仰の歩みと、その節目にと、礼拝堂に設置されたステンドグラスは何を語りかけるのでしょうか。
森川さんと札幌教会の出会いを教えてください。
僕が妻と結婚したのは26歳の時です。妻は旧満州から、僕はサハリンからの引き上げです。いろいろ悩みを持っておりまして、あるとき教会に行ってみようということになりました。
近所のカトリック教会に行ってみましたが、茣蓙の上に正座をしての礼拝では足が痛くなり馴染めませんでした。妻が幼い頃に札幌教会のサオライネン師のところに遊びに行っていたことを思い出したので、次にルーテル教会に行きました。
長老の松本兄から「またいらっしゃい」と声をかけていただいたことが、つながるきっかけになったと思います。
受洗50周年とのことですが、思い出や特に印象に残っていることを教えてください。
沢山あります。昭和35年頃から役員を担当することとなり、教会財政の大変さを知ることになりました。まだ自給ではありませんでしたし、いろいろ工夫をいたしまして修理や工作などは自分たちで行いました。
牧師館の書斎を建て増したりブロック塀を直したり、礼拝堂の北側と南側の壁にコンクリートを打ったりもしました。教会学校のキャンプも楽しかったですね。
ステンドグラスを寄贈しようと思ったきっかけを教えてください。
常々欲しいと思っておりましたが、8年前に家族旅行で訪れた長崎の天主堂で日本最古のステンドグラスを見て、その思いが深まりました。教会の皆さんと相談してデザインを決め、工房のアイディアで虹も加わりました。
組み合わされたガラスを通して差し込む光は御言葉の光だと思います。併設された幼稚園に集う子どもたちにも、神さまのメッセージが伝わると嬉しいです。
水芭蕉は聖書からのモチーフではありませんね?
北海道に春の訪れを告げる代表的な花の一つです。雪の中からのぞかせるその姿は、いのちの歓びを現しているように感じます。神さまのお導きへの感謝の思いも込めて、入れてもらいました。
本日は、ありがとうございました。
(インタビュアー:岡田 薫)

風の道具箱

幸せが戸をたたく

テレビで若手ヴァイオリニストを特集した番組がありました。彼女は6カ国語を話し、ヨーロッパ全土で活躍しています。そのテクニックと技術の素晴らしさは絶賛されているといいます。その彼女の一言に思わず吸い込まれてしまいました。
「言葉をいくら使っても、いろいろな言語で話しても伝わらないものがある。心の思いや、ホントに伝えたくても言語化できないもの。私にはそれを伝える手段として音楽がある」と。
「十字架」。それは言語化できない神さまの御心の伝達手段です。私たちは言葉だけでなく、すべての感覚を使って感じる神さまの御心を、様々な伝達手段で受けていることになります。いついかなる時にも神さまと出会うことができるのです。沈黙の中でさえ伝えられてくるものがあります。
「私」はどうでしょうか。言語化できない神さまへの感謝や喜びを伝える手段として何を持っているか。それは「信仰」のみでしょう。この信仰によって元気に生きている姿が言葉ではなく、言葉を超えた伝達を可能にするのだと思います。
幸せが戸をたたく。この音がみなさんに伝わっているでしょうか。イエスさまは、いつもあなたの心の戸をたたいておられます。どんな音がしていますか?
(柿のたね)

牧師の声

私の愛唱聖句

東海教区 岐阜教会、大垣教会  齋藤 幸二

わたしは良い羊飼いである。良い羊飼いは羊のために命を捨てる。
ヨハネによる福音書 10章11節

20歳の頃、教会に通いはじめたわたしは、信じる心を持ちはじめた一方で、「本当にこの教えに生涯をかけてよいものか」という迷いも持っていました。「信者」を横にならべて書くと「儲ける」という言葉になるように、搾取するような宗教、人を働かせても自分は同じ働きをしようとせず、安楽な生活やこの世の名誉を求めている教祖がいることを知っていたからです。
しかし、「わたしは良い羊飼いである。良い羊飼いは羊のために命を捨てる」と語られたイエス・キリストは本当にその言葉通りに生きた方だということが、聖書を学ぶうちに分かってきました。キリストは地上で何も所有されず、弟子たちと同じ生活、同じ働きを最後まで続けられました。また敵に逮捕されるときには、自分から前に進み出て、「この者たちを去らせなさい」と弟子たちをかばいました。
わたしはここを読んで「イエスはこの時、自分を犠牲にして弟子たちをかばったように、十字架の上ですべての人々をかばい、またこのわたしをかばってくださった」のだと知りました。イエス・キリストは自分の名誉や利益のために羊を食い物にするような方ではなく、むしろ羊に仕え、命がけで守ってくださるのだということが確信できたのです。
それ以来迷うことなくこの良い羊飼いに従っていくことができました。
キリストは昔、良い羊飼いであっただけでなく、死に勝って復活し、今も「良い羊飼いである」と語っていてくださいます。羊のように弱いわたしにとって、この主の御言葉がいつも支えとなっています。

信徒の声

教会の宝を捜して

東教区 大岡山教会 信徒 平塚登美子

大岡山教会との出会いを教えてください。
1949年に住んでいた自宅の隣に故渡辺忠雄牧師が住んでおられました。渡辺シーリ夫人はフィンランド人で、水曜日に聖書の学び会があるからと誘われました。シーリ夫人は大岡山教会のオルガニストをされており、教会の礼拝にも誘われ、同年5月に宮坂亀雄牧師より洗礼を受けました。この頃、幼稚園は宮坂先生が園長で、私は一緒に働いていたテーネ・ニエミ宣教師のお手伝いをするようになりました。ニエミ宣教師が一時帰国されたとき、アイロ宣教師が代わりに来日されました。アイロ宣教師の勧めと支援で夜間の保育学校に行き、資格を取り、幼稚園の教師となりました。主任を経て園長となり、60歳の時に定年退職し、牟田青子園長に託しました。
大岡山幼稚園は障がいのある子どもたちがたくさんいますね。
私が園長の時に統合保育を始めました。当時としては先駆的だったのではないでしょうか。今日ではすっかり大岡山幼稚園の特徴として高い評価を得ています。
教会では平塚さんが提唱された集まりがたくさんあります。
礼拝後には有志による「祈りの輪」があります。また毎主日の礼拝に出ることが難しくなった80歳以上の信徒を対象に「夕映えの会」を年4回開き、聖餐礼拝と交わりをもっています。
今でも幼稚園の保護者への働き掛けをされていますね。
牟田前園長と共に「おしゃべりサロン」を開いています。教育相談については妹尾悦子現園長の「園長先生と話そう」がありますので、私たちの会ではもっぱら時事問題をテーマにしています。それでも毎回10名以上のお母さん達が集まるのですよ。
個人的にも東京老人ホームのボランティアや病気の方のお世話をされ、とてもエネルギッシュに活動されています。教会の後輩たちに望むことはありますか。
会員が人生の最後まで主のしもべとして、信仰生活を全うしてほしいと思います。

LAOS講座の学び

「式文切替にLAOS講座の学びが役立ちました」

日田教会、甘木教会 宮澤 真理子

06年4月にわたしが日田・甘木教会に赴任した際、前任の先生から引き継いだことのひとつに礼拝式文の改訂がありました。これまで日田・甘木教会共に「茶式文」を使っていました。切り替える理由は、長年にわたる使用のために製本がぼろぼろになったこと、教区や全国の集会では「青式文」が使われていること、そして牧師の交替が重なったことです。
「茶式文」に慣れた方が「青式文」を使うとき、かなりの違和感を感じられると思います。しかし式文を学ぶということは、毎週の礼拝について学ぶことにつながります。つい慣例的になりがちだった礼拝をあらためて理解しなおす機会となりました。ちょうど前任の先生がLAOS講座第1号に入ったところまで担当されましたので、そのまま引き継いで「新式文(青式文)」を見ながら学ぶことができました。
LAOS講座の良いところは、参加者全員が同じテキストを持ち、活字を追いながら学べることだと思います。学びを通して礼拝の構成やそれぞれの意味を確認することができました。礼拝を理解するということは、礼拝の時間そのものが喜びにつながると思います。特に意識されたことは、聖餐式の設定のときに、式文から目を離してパンとぶどう酒に注目すること、聖餐式の前の「平和のあいさつ」を具体的に座席の前後左右の方、そして司式者と交わすことです。
式文の学びを終え、さあ第2号へというときに、甘木教会では創立90周年記念事業、日田教会では隣接地購入・会堂建築等が始まり、礼拝後はそれぞれの打ち合わせのための時間となりました。それぞれの事業が落ち着いたところで、LAOS講座第2号の学びを再開したいと思います。信徒の方も「教会で学ぶことは大事なことですね」と語っておられました。

神の造られた世界-環境と聖書⑤

第5回 未来の他者との対話

「『真か偽か』を見極められない科学の問題は、今を生きる我々の合意だけでは判断することは許されない。今ここにいる相手ではなく、異議を申し立てるかもしれない『未来の他者』を念頭に置いておく必要がある」との論評が朝日新聞「クロストーク」(2008・4・7)に書かれていた。地球温暖化問題とそれに関連する原子力発電推進論は、未来の他者との仮想的コミュニケーションが必要であるとの主旨である。
地球の炭酸ガスは増加の一方で貯まり続けており、それを取り除く科学的方法はいまだ確立されておらず、その影響は地球全体に及び、このままいくと温暖化暴走というきわめて深刻な問題が起こると危惧されている。炭酸ガスという廃棄物のリスクを未来の他者はどう考えるだろうか。一方、あらゆる廃棄物のうち最も処理が大変な原発から出る廃棄物に対して未来の他者はどう考えるだろうか。「炭酸ガス問題は地球全体のリスクであるが、原発廃棄物はある地域の限定的なリスク」という論に未来の他者はどう考えるだろうか。
私たちキリスト者は未来の他者とどのように対話するのだろうか。未来の他者との対話の仮想コミュニケーションをする場合、課題に対して安全と安心の視点から考えることが大切なのではと思う。たとえば原子力発電に関するアンケート(2008年2月全国ディアコニアセミナー・50歳以上80%の回答)からこの課題へのルーテル教会員の一面を垣間見ることができる。アンケートでは、原発は必要だけど不安とする人が50%に対して原発は必要ないとする人が50%と二分された。原発で最も不安なのは、自然災害(地震など)や事故への不安が60~70%、技術や組織への信頼不安が約40%であった。また、高レベル放射性廃棄物の危険性が高いと思う人が90%以上を占めていた。キリスト者が未来の他者と対話する場合、原発は安心できないという視点から考えていくのがアンケート結果だと思う。地球温暖化(炭酸ガス)問題は、一定のレベル(安全基準)を超えると、とんでもないことになると未来の他者に科学が語っている。人はこの課題を経済的手法、政治的手法で解決しようとしており、欧米では原発に舵を切ろうとする兆しもみられる。この問題もいまだ安心感があたえられないのも現実であろう。
この課題を考えるにあたって、「十戒」を安全(科学がその都度示す安全基準)、「主の祈り」を安心(科学をこえる心の安らぎ)と私は考えてみた。
読者のみなさん、未来の他者とのコミュニケーションを試みてみませんか。

キリスト者環境十戒
第4の戒め
「汝、外国の資源をむさぼってはならない」

神学生寮の思い出

甲府教会、諏訪教会  平岡 正幸

私が寮生活したのは入学して3ヶ月間、そのあと母と一緒に大学の管理人を2年次までしました。そして学部3年のときまた1年の寮生活、そのあと学部4年で結婚して市ヶ谷の管理人になりました。それで、合計1年3ヶ月の寮生活しかないのですが、寮の恩恵をいっぱい頂きました。
菊池ストアー(寮一階の階段横、夜食やお菓子のセルフサービスの出店)でお世話になった、その菊池さんからフォークダンスの講習会があるけど行かないか、と誘われ、それをキッカケにCS研究会というクラブを作ったことがありました。夏のCSキャンプの時期が近づくと、フォークダンス講習会を105・106教室で開いたものでした。何か役立つことをしたいと願っていましたので、今でも思い出に残っています。
ほかにも、幾人かのメンバー(高井保雄先生とか)で空手の練習をしたり、その横で卓球をしている人、オルガンを弾いている齋藤幸二先生、それらを見学しながら想いにふけっている鈴木浩先生……。真夜中1時ごろの寮1階の風景です。
朝7時の中村克孝先生主催の朝祷会も思い出の一つです。4月には多くの参加者がいて、だんだん少なくなるのですが、寮生活のこと、教会のこと、個人的な悩みなど祈り合ったのは、やはり寮生活であったからでした。
寮生活の思い出は、神学の研鑽、それと同時に、いろんなことを、自分のしたいことも含めてさせていただき、また語り合い、その中での出会い、が今の自分の形成に大きな影響を与えていると振り返ります。

募金活動にご協力ください

従来の寮棟を『ルターホール』と名称を変え大改修しました。この事業にご理解いただき、ぜひとも募金にご賛同、ご協力お願いいたします。

募集期間 2009年3月まで
送金先 学校法人 ルーテル学院
取扱機関 郵便振替口座00140-2171183(所定の郵便振替用紙をご利用下さい)
銀行口座 三菱東京UFJ銀行三鷹支店普通口座 4126089
名 義 学校法人 ルーテル学院
【お問い合せ】
ルーテル学院大学・神学校後援会(0422-31-4611)/教会事務局(03-3260-8631)

全国式文アンケートの集計から

2008年当初、式文の使用に関してのアンケートを行いました。ご回答いただいた内容を8回にわたり報告いたします。

1)「式文使用に関する事柄」

1983年に出版された試用(白)式文が殆どの教会で使用されています。それまで使用されていた茶色の表紙の式文使用教会がゼロだったことからも分ります。1983年の試用版は、1996年の青い表紙の式文に引き継がれて販売されましたが、値段が高価だったこともあり、その製本のままで使用されていることはないように思えます。
ところで、それに多少手を加えて独自の式文を作成しておられるのには、以下のような理由が伺われます。①文章の表現の変更。祝福の祈願を「与えるように」から「与えられます」のような変更。②文章や言葉への疑問による変更。罪の告白の中の「生まれながら」「けがれ」などへの疑問。③現代との違和感によるもの。「異邦人」「御民イスラエル」など。④式文項目の独自の取捨選択。例として十戒や年間主題を加えるなど。
異なった状況の中で、工夫しておられる様が浮かんできますが、同時に式文を大切にしたいという意識をどの教会も持っておられることが伺えます。(続く)

東教区 宣教フォーラム

第15回東教区宣教フォーラムは7月5日(土)、総武地区の津田沼教会を会場に行われました。梅雨時にもかかわらず天候に恵まれ、首都圏26教会、神学校などから、総勢131名の方々が集まり、津田沼教会の礼拝堂とロビーをフルに使っての盛会となりました。支えて下さった方々に感謝いたします。
今回は「祝福の継承」をテーマに、内海望牧師を招き、「私たちはあるがままで既に受け入れられ、恵みを受けている」とした主題講演と、例年の分科会に替えて、テーマを深めるパネルディスカッションを企画・構成しました。パネラーに内海望牧師、太田一彦牧師(都南)、綱春子姉(聖パウロ)、鳥飼一成兄(津田沼)を迎え、会場からは質問や経験談、感想など多くの反響を得ました。改めて、信仰の継承・家庭内伝道の大切さ、その恵みの深さを共有する有意義な一時を過ごすことができました。
(木村 猛)

災害緊急支援募金の報告

ご協力を感謝します。
災害緊急支援の募金は、6月末で以下の通りです。
ミャンマーサイクロン
1,101,656円
中国四川省地震
1,180,604円
それぞれの目標額100万円をすでに上回りました。その一部をシンガポールルーテル教会とELCA国際災難基金を通して、現地で救援活動を行っている団体に送金しました。本当にありがとうございました。
なお、新たに「岩手・宮城内陸地震」の被災者への救援募金を始め、現在も行っていますので、こちらへのご協力も、よろしくお願いします。

奨学金のお知らせ

LWFとELCAでは奨学金を用意しています。いずれも個人的な研究目的のためのものではなく、将来、ルーテル教会および関連施設に資することを目的にしたものです。受給希望者は属する教会、施設の責任者の承認を得て、お申し出ください。
詳細は教会事務局、世界宣教部(浅野、乙守)までお問い合わせください。
【締め切り 8月31日】

リビングストン先生受按手50周年

6月8日(日)、アメリカ・サウスカロライナ州コロンビア郊外にあるマウント・タボル・ルーテル教会にて、J.リビングストン先生の受按手50周年のお祝いがありました。少年の頃から宣教師になることに召しを感じていた先生は、按手を受けると次の年には日本に派遣され、その後40年にわたって日本の教会のために働かれました。
50周年を迎えた先生から日本の皆さんにコメントをいただきました。「皆さんを通して神の祝福をいただいたと感謝しています。引退した後もコーディネーターとしての働きを大切な召しと感謝し、いつも日本の教会のことを覚えて祈っています。これからもサウスカロライナ・シノッドと日本福音ルーテル教会との関係を一層深めていきたいと考えています」。 (佐藤和宏)

トピックス

■『聖書 新共同訳』1000万冊頒布達成記念聖書贈呈式 【7月2日】
教文館3階キリスト教書売場にて、記念式典が行われ、渡部総主事の挨拶と記念品の贈呈がありました。
1000万冊目を購入された藤井さんご夫妻(銀座教会)は、秋に生まれてくる子どもへの最初のプレゼントとして聖書を選んだと話してくださいました。

■第32回 キリスト教美術展 【7月2日~7月13日】
わたしたちの日本福音ルーテル教会も協力している、キリスト教美術協会の第32回「キリスト教美術展」が、7月2日から13日まで、東京銀座の東京福音センターで開催され、取材に行ってきました。
美術協会会員の渡辺総一さんにお話をうかがうことができました。毎年の開催で、期間中、千人以上の人が来場されるとのこと。戦前からプロテスタント、カトリック、それぞれの美術展が開催されていたそうです。戦後1975年からは合同で、「質の高い作品、そして、キリストを証しする作品」をモットーに、開催を続け今回に至っているとのことです。協会員は14名ですが、今回は25名の方々の作品が展示されていました。ちなみに韓国のキリスト教美術協会の会員は100名だそうです。日本では、会員も少なく、高齢化という問題を抱えつつも、美術を通してキリストのメッセージを発信していきたいと今後の抱負を語ってくださいました。

るうてる法人会連合 総会開催のご案内

■開催日:2008年8月26日~27日 ■会場:日本福音ルーテル大阪教会
■基調講演:「いのちという原点」講師:沼野尚美先生(六甲病院緩和ケア病棟チャプレン・カウンセラー)
※詳細は各教会に送られています。そちらをご確認下さい。

公  告

この度左記の行為を致しますので、宗教法人法第二三条の規定に基づき公告致します。

二〇〇八年七月一五日
宗教法人
日本福音ルーテル教会
代表役員 渡邉 純幸

信徒利害関係人 各位

① 名古屋めぐみ教会
イ 牧師館取壊
・所在 名古屋市南区鳥栖一丁目一五二七番地
・家屋番号 一五二七番
・種類 居宅
・構造 木造瓦葺二階建
・面積 一階 六九・二七㎡
二階 三五・三五㎡
・理由 老朽化取壊しの会堂と合併新築
ロ 会堂及び集会室取壊
・所在 名古屋市南区鳥栖一丁目一五二九番地
・家屋番号 一五二九番
・種類 教会堂・集会室
・構造 木造瓦葺二階建
・面積 一階二九六・八五㎡
二階一三・五〇㎡
・理由 老朽化による建替
ハ 礼拝堂・集会室
及び牧師館新築
・種類 会堂・集会室
(一階 共用部分含む)牧師館(二階)
・構造 鉄骨造陸屋根
二階建
・面積
一階 三八〇・八三㎡
二階  九九・七〇㎡

②日田教会
建物一部無償譲渡
・所在 日田市三本松
二丁目七八七番地
・家屋番号 七八七番
・種類、構造及び面積
イ 幼稚園・教会堂・納骨堂
鉄骨コンクリート造軽量鉄骨造亜鉛メッキ鋼板・石綿スレート交葺
一階 四一五・八二㎡
二階 二六七・二七㎡
ロ 園舎
鉄骨造亜鉛メッキ葺
平家建 一二八・二九㎡
ハ 倉庫
鉄骨造亜鉛メッキ葺
二階建
一階   一一・六五㎡
二階   一一・六五㎡
・理由 教会立幼稚園の学校法人化に伴う基本財産の一部として譲渡

なお譲渡部分の納骨堂は事務室に改装、現在建築中の新会堂に移設工事中

以 上

募 集

■日本福音ルーテル教会 道草くらぶ ■■■■■■■■■■■■■■■■
「津和野・山口ザビエル 切支丹の足跡を訪ねて」
日程8月28日(木)~30日(土) / 参加費:29,000円(朝夕食付)
主催:日本福音ルーテル教会 PM21/P2委員会
申込・問合せ先:シオン教会 防府チャペル 090-4999-2791(室原)
■第12回全国青年修養会 参加者募集 ■■■■■■■■■
日程:10月11日(土)~13日(月・祝)/場所:岐阜県多治見修道院
テーマ:『神さま農園ぶどうの木』
主催:全国青年連絡会/後援:宣教室TNG-YOUTH
問合せ先:実行委員長 稲垣幸子(高蔵寺教会0568-91-2025)

住所変更

■門脇聖子 先生
〒665-0025
兵庫県宝塚市ゆずり葉台3-1-1 A-215
■室園教会
FAX番号
096-335-7800
■大江教会
FAX番号
096-274-1222
■熊本教会
電話・FAX共用
096-352-1772

訂 正

るうてる7月号3面「世界の各地から」の1つめの写真に「写真左がユース氏」とありますが正しくは「写真右がユース氏」です。ここにお詫びして訂正いたします。

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