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るうてる  2009年 3月号

機関紙PDF

常議員会
2.23~25 市ヶ谷センター

第23回総会期第3回常議員会が、2月23日~25日にかけて市ヶ谷センターにて行われました。08年度収支決算報告会計監査報告をはじめ、09年度予算審議が行われました。また、給与制度及び財源に関する抜本検討委員会からの提案、教職転任費積立制度要綱見直しなどが協議されました。詳しくは議事録をご覧ください。
新卒・J3の人事は次の通り承認されました。
【新任】
板橋教会 汲田真帆 牧師補
鹿児島教会・阿久根教会 小山茂 牧師補
広島教会  鷲見達也 牧師補
ルーテル学院中高チャプレン 崔大凡 牧師補
【J3プログラム】
本郷学生センター マシュー・リンデン Matthew Linden
九州ルーテル学院
キャロリン・スティプカ Carolyn Stypka
ジェニファ・ブラウン  Jenifer Brown

アワーミッションレポート 東京教会・お誕生日の方々へ祝福を

みなさんの教会ではお誕生日をどのように祝っているでしょうか? 「週報にお誕生日の人の名前を載せている」「バースデーカードを送っている」という声はよく聞きます。ですが、もう一工夫すれば教会は祝福と笑顔で一杯になるのです。
東京教会ではまず「お誕生日おめでとう! 次の日曜日あなたのために皆で祈ります。だから礼拝にぜひ来てください。ささやかなプレゼントも用意して待っていますね」と招待状を書いて、お誕生日を迎えた方を礼拝にお招きします。そして月末の主日礼拝の「特別の祈り」で、その月に生まれた全ての人のお名前を読み上げ、祈りを捧げるのです。
礼拝に普段来ている人でも、またしばらく来ていない人でも、毎月30名~40名の方々のお名前を読み上げて祈ります。教会に繋がる一人ひとりを思い出し、その人の1年の幸せを皆で祈ることはまさに「特別の祈り」です。礼拝の中で自分の名前が読み上げられ祈られること、またしばらく会っていない人を想うこと、小さなことのようですがとても心が温かくなる一時がそこにはあります。

そして礼拝後は、お誕生日を迎えた人全員に前に出てもらい、小さなプレゼントをさし上げるのです。
プレゼントは手作りの教会のキーホルダーであったり、障がいを持つ方々の作業所お手製のジャムであったりです。プレゼントを手渡したところで、今度はパイプオルガンの伴奏に合わせて♪ハッピーバースディ♪を皆で歌います。祈りと歌声と拍手、そして祝福に包まれて礼拝堂は笑顔で一杯になるのです。その日が伝道礼拝と重なる時は、ハンドベルクワイア、ジャズバンド、マンドリンアンサンブル、聖歌隊などのゲストによる♪ハッピーバースディ♪を聞かせてもらえる時もあります。
このように教会に繋がる全ての人は必ず祈られていて、皆に覚えられていて、そして神さまに祝福されているのです。こんな時代だからこそ、祝福の輪と皆の笑顔がどんどん拡がっていきますように!
(東京教会 牧師 関野和寛 )

風の道具箱

「人生の『後書き』任せます」

背中が重いと感じる年齢になりました。おかしな表現ですが、中年になると背負っているものが多くなるようです。それに押しつぶされないように頑張るか、神様にお任せして軽くなるかのどちらかです。
道元禅師の言葉に「霧の中を行けば、覚えず衣湿る」があります。霧の中を歩いていると知らない内に衣服が湿ってきて重くなるということです。濡れるともなく濡れる。人間の生き方も、知らないうちにということが多いものです。
それでは、少し考えを変えてみました。知らないうちに身につくのなら、「美しい、楽しい、感動する」の中を歩いていれば、知らないうちに湿ることになります。苦しいとか、仕事が大変だと背中が重くなってくる。これも神様から与えられた恵みと思い、ともに歩むならば人生は神様の恵みに湿ることができます。恵みにしっぽりと包まれます。
人生は小説だと言われます。命の誕生から天国への旅立ちまでの起承転結の物語です。「前書き」は親の人生が書かれます。それでは「後書き」は誰が書くのでしょう。それは神様の執筆です。あなたの信仰のすべてを書かれます。
(柿のたね)

牧師の声

私の愛唱聖句

東教区 東京池袋教会、板橋教会 牧師  立山 忠浩

人が義とされるのは、律法の行いによるのではなく、信仰によるのである
ローマ人への手紙 3章28節(口語訳)

小泉潤牧師から洗礼を受けて間もない21歳のとき、宇部教会で開催された特別伝道集会の講師の岸千年牧師から勧められた本があった。『われ、ここに立つ』である。ルターの伝記と言えるこの書から、ルーテル教会が「信仰義認」を旗標とし、その礎となる聖句が「人が義とされるのは、律法の行いによるのではなく、信仰によるのである」(ローマ3:28口語訳聖書から)というパウロの言葉であることをおぼろげながら学んだ。そして自分自身の信仰を意識し、私の信仰を強めることを目標とした。それから、自身の信仰にたいした確信を持てないままであったが、2年間の会社勤めを辞め、見切り発車のように神学校を受験し、入学が許された。
神学との格闘が始まった。そこで神学の魅力と奥深さを知った。と同時に、神学のアキレス腱を学んだ。聖書の肉声を聞くこと以上に、神学者の巨匠や彼らの神学に心を奪われることである。つまり、聖書の語る響きを自分の耳で聞き取ることを忘れてしまい、他者の思想の配下に置かれることである。その意味で、聖書の原典に直接触れるための神学教育を受けたことは幸いであった。
「人が義とされるのは……信仰による」と訳されたパウロの肉声はどうか。そこから分かったことは、「信仰」という言葉をどうしても「キリストを信じる信仰」と読み取り、結果「自分自身の信仰」と理解してしまっていることであった。
かたや、「キリストを信じる信仰」を「キリストの信実」(バルト)、「キリストの信」(田川建三氏)、あるいは「キリストのまこと」(小川修氏)と理解する者がいる。どちらが正しいかは分からない。ただ言えることは、自分の信仰によってではなく、「キリストのまこと」という神の恵みによって義とされると表現した方が、はるかに福音的であり、ルター的であり、私にとっての愛唱聖句に相応しいということである。

信徒の声

教会の宝を捜して

東海教区 新霊山教会 信徒   臼井忠夫・和子 夫妻

臼井忠夫(うすいただお)さんと臼井和子(うすいかずこ)さんご夫妻は1959年12月・修学院教会にて、ハリー・トムセン師より受洗。袋井に引っ越して来たのは、1965年。それ以来、デンマーク牧場との関わりがおありです。

ご夫妻とも京都でお生まれですが、静岡に来られたいきさつを教えてください。
忠夫・和子:修学院教会ができる前に、大学生の共同下宿をH・トムセン宣教師がやっていました。そこで洗礼を受け、京都消防署で働いていました。そこに、静岡で酪農学校をつくるから、一緒に来て欲しいとトムセン師に頼まれて、家族と静岡に(デンマーク牧場)引越しをしました。
どんな仕事をされたのですか?
忠夫:私は機械の授業を担当しました。家内は、寮母の役目でした。あの時分は、「内地」での酪農は珍しかった。酪農先進国であるデンマーク式の酪農技術を学べる専門学校というのが目玉です。人工授精等もまだやっていなかった。恐らく日本で初めてでしょう。横浜港に精液を取りにいったのを覚えています。
聖書の言葉や教会での教えは、どう自分に影響してきましたか?
忠夫:開校した1965年には、まだ新霊山教会はありませんでした。酪農学校の中で、礼拝をしていました。
和子:キリストの精神と合っているかしら……。仕事は、何もかも大変でした。それでも、いろいろな人に喜んでもらいたいと心がけてきました。「受けるよりも与えるほうが幸いです」はあっていると思います。これまでの宣教師の方々にもみんな喜んでもらえたし、大変だった思い出と、精一杯、やってきたことに満足感はあります。
今年クリスマスで受洗60年を迎えるご夫妻が、いま祈っていることは何ですか?
和子:主人は、病気もなしに、一生懸命働いてきた。「外地」から引き上げてきたところから、よく生き抜いてきたとつくづく感じます。だから、今は神様に守られているという気持ちが強く、感謝しています。娘も牧師と結婚して、世界中を飛び回っています。教会のつながりで外国に行って、今は本当に良かったと思っています。
忠夫:過去の境遇を振り返って悔いなどはありません。現在の境遇に満足しています。今年10月の献堂40周年行事には、スカンジナビアからも関係者が来られるそうで、楽しみです。

フィンランド福音ルーテル教会 アーチビショップ来たる

日本との正式な国交を結ぶ19年前、フィンランドのヘルシンキの港から長崎に着いた一女性と牧師家族がいた。1900年12月のことだった。若干16歳のエステル・クルビネンとウェルローズ牧師一家だった。彼らは、ロシア発給のパスポートを持ち入国したのである(フィンランドの独立は1918年のこと)。この少女と牧師一家こそ、エバンケリスース(福音派)と呼ばれる信仰復興運動より押し出されてきた宣教師であった。
この運動体は、SLEY(フィンランド福音ルーテル協会)の流れになった。今も、ルーテル教会の信仰を、信仰覚醒運動は支え続けている。そして、宣教師を送り出す宣教団体、協会は、国教会であるフィンランド福音ルーテル教会と深い関係を持ってきた。
来たる4月3日、そのフィンランド福音ルーテル教会を代表してアーチビショップ(教会の職制である「監督制」の総代表者)のユッカ・パールマ氏が来日をされる。熊本での「宣教百年記念大会」(1993年)に、時のアーチビショップ・ビクストローム氏の名代としてその弟(彼はポルボーのビショップである)が来日されたことがあったが、アーチビショップ自身来日するのは今回が初めてのことである。
東京や飯田教会・幼稚園百年の感謝会には、フィンランド大使も同行し、飯田市長も参加してくださる。彼が深く国民に愛され信頼を寄せられていることは言うまでもない。現在67歳。趣味は読書・歴史・スポーツ。1967年授按。1998年より現在の立場を担っている。もし、フィンランドを訪ねたら歴史の都トゥルクに古い教会がある。カトリック教会風に言うなら、それが大主教座の大聖堂であり、アーチビショップの教会である。
(杉本洋一)

神の造られた世界-環境と聖書⑫

最終回   草の根のディアコニア

この世に生きるキリスト者として、私たちは、今、何を語るのだろうか。
切り口のひとつとしてのディアコニア(奉仕)。教育や福祉の施設と協働して教会のディアコニアの精神が広められていく場合が多いのです。その活動状況はよく知られていますが、教会の信徒がおこなう草の根のディアコニアが近隣の教会にさえも知られないままに推移している現実もあると思います。
教会の草の根のディアコニアをテーマに、2004年、東海教区信徒大会がもたれました。近隣の教会の働きを信徒一人ひとりが共有することを目的とした集まりでした。
近隣の教会が社会に対して何を語っているのか、お互いを知り、共通理解に立った上で、草の根のディアコニアが信徒協働体としてとらえられることが必要であることを学びました。
市民協働の必要性が叫ばれる時代となってきました。ひとつの教会がその働きを自己満足で完結させるのではなく、各個教会を超えた信徒の交わりの中で新しい信仰の動きが大切なのではと思います。
私が環境ボランティアとして日常的にかかわっている地球温暖化問題をみてもキリスト者個々は意識が高く、課題に対して意識的でいろいろ心がけている人が多いと思いますが、協働によってもっと広がっていくのではないでしょうか。
ルーテル教会にも全国ディアコニアネットワークがあります。その働きの目的の一つに「教会内にディアコニアの精神をひろめること」とあります。毎年、環境・平和・人権セミナーが開催されてます。様々な働きが紹介され多くのことを学びました。自然を支配するのではなく自然の一員である人間として「神の創られた世界」が将来の子どもたちにとっても豊かな恵まれたものであることを祈りたいと思います。
12回にわたって環境と聖書について書いてきましたが、ご意見などありましたらお知らせください。また、全国ディアコニアネットワークに参加して共に学びましょう。

第10の戒め
「汝、あなたの隣人の働きを知り、協働しなければならない」

■太田先生の「神の造られた世界ー環境と聖書」は今回をもって終了いたします。
1年間ありがとうございました。

■筆者紹介
三原教会教会学校時代から教会生活を続け、現在は日本福音ルーテル復活教会員で退職後奉仕活動(環境ボランティア)をしている。
ホームページ http://www006.upp.so-net.ne.jp/Lutheran/

神学生寮-支え支えられ-

神学生寮募金実務委員長 青田 勇

2006年5月の全国総会で決議されました、「神学生寮設置」のための「九千万円募金」の期間はあと残すところと1ヶ月となりましたが、1月末の時点で、8574万円に達しています。
この募金のためにお捧げくださった、日本福音ルーテル教会の諸教会の教会員の方々、役員会、及び後援会世話人の方にこの紙上を借りて感謝を申し上げます。

特集「神学生寮の思い出」が約2年間にわたり『るうてる』の紙上に掲載されてきました。
この企画により、神学生寮でのみ言葉との出会い、尊敬する先生との出会い、忘れることのできない思い出等を日本福音ルーテル教会全体の、あるいは教区の役職にある教職がそれぞれの口調をもって懐かしく語られたことを心から感謝いたします。
人間にとっての一番の贅沢は、過去の友を思い出すことかもしれません。自分の思い出の中に、神において永遠に続く追憶を残してくれた尊敬する師、愛する兄弟、信仰の友、仲間との心を結び合う人間関係こそ、神が私たちに与えてくれた素晴らしい恵みであると言えます。
いかなる高価な物も与えることのできない、永続する価値あるもの、それは懐かしい思い出なのです。しかも、本当のキリストにおける仲間との思い出です。信仰の、同心の、同じ使命を目指す友との素晴らしい思い出が神において、新たな神学生寮の中に今後も築かれていくことを願います。それは、キリストのために宣教の使命をもって生きようとする神学生をより心豊かなものとして育ててくれるでしょう、しかも教会の宣教の群れそのものも麗しい姿へと作り変えられていくに違いないと思います。

全国式文アンケートの集計から

まとめ
各々が属する教会は他教会と規模、信徒層など1つとして同じ状況にはありません。多様な状況に対応するために、各教会が苦労しておられる様がアンケートからも伺うことができました。
第4回目の報告で触れましたが、現行式文には問題点や疑問もあります。どのように考えていくのか、対応が必要でしょう。また5回目、6回目で触れましたが、礼典に関する事柄についてもかなり多様な状況がみられます。今後の検討課題であるように思われます。そのほか諸式・聖書日課などに関しても検討が必要と感じられます。牧師と信徒の役割、礼拝や礼典などに関する学びなどは、教職者個人に委ねられている状況があります。個々の教職のご苦労を思いつつ、更に豊かな礼拝のために取り組むべきものが沢山あると感じています。
最後にアンケートにお答えくださった教職・役員の方々に感謝いたします。このアンケート結果が豊かな礼拝の一助となりますなら幸いです。
尚、今回のアンケート詳細な結果をご希望の方は、市川教会・中島までご連絡ください。

佐賀県・22世紀に残す遺産

小城の礼拝堂が改修できましたのでお知らせします。今回の改修で特記すべきは公的補助金を1000万円戴いたことです。総工費は1500万円で、多数の募金も戴きました。来れる会員5人程の小さな教会です。 自前ではとても改修など不可能ですが、文化庁の「登録文化財」・佐賀県の「22世紀に残す遺産」に登録され、この度の補助金に繋がりました。
日本での「ルーテル教会」最初の伝道地の一つとして、小城教会は早120年になろうとしています。現住堅信会員の数等、統計表ではとるに足らない教会ですが、一世紀を越す幼稚園運営が、地域にたいへん評価していただきました。特定の宗教団体の生きた礼拝施設に、公的補助金が支給されるのは、そのような評価なしには出来ないことです。その意味で今回の改修は、教会が今後どのように、伝道を託された地域に貢献していかなければならないかの示唆を与えるものと捉えています。
教会としてのいわゆる「伝道」論は、内部で真剣な切磋琢磨が必要です。そして、そのことが地域や社会とどう結びついていくかを、長期的展望で見ていく必要のあることを、今教えられています。
かってパウロの伝道地がそうであったように、この改修を通じて小城教会が「新しい」み言を得たことは確かです。小城で育たれ全国に散っておられる会員の方々に、そしてお祈りに感謝申し上げます。
(箱田清美)

アジアルーテル国際会議

2月5日~10日まで、香港YWCAを会場に「第5回アジアルーテル国際会議The Fifth Asian Lutheran International Conference」(ALIC)が開催されました。アメリカELCAからの代表をふくめ、インド、タイ、インドネシア、マレーシア、シンガポール、ラオス、フィリピン、台湾、韓国、香港から参加があり、日本からは江藤神学校校長、浅野海外宣教主事、立野事務局長が会議に出席しました。
10周年を迎えた今回のテーマは「ASIAN CHURCHES in CHANGING SOCIETIES」で、社会が変わっていく中で、アジアのルーテル教会はどんな役割・宣教課題を持っているかというものでした。貧困、差別、経済破綻という問題で、翻弄されているアジアの中でルーテル教会の役割は何かを問われた会議でした。私たち日本のルーテル教会も変化する社会の中でどこに立っているのかを問われました。
基調講演の中で、変化する社会の中での教会の役割も、社会を変えていく教会の役割も「キリスト」という基点は同じであるという言葉が印象的でした。 (立野泰博)

ボブ先生の旅日記④

西教区のWGIAT

私が神学を学んだのはサウスカロライナにあるサザン神学校ですが、当時牧会学を教えておられたエベレット博士はすばらしい先生でした。先生は出エジプト記3章1節にある「燃える柴」の出来事からWGIATという頭字語を編み出しました。これはWhere is God in all this ? (このとき神はどこにいるか?)の頭文字です。楽しいことや大変なことを伝道の直中で経験しながら、ときにモーセのようにちょっとわき道にそれて、この問いを絶えず繰り返すようにと先生は教えてくださいました。私と妻はこの1ヶ月、西教区での有意義な働きをしながらこの問いを繰り返しました。
西教区での生活と働きの大半は「喜望の家」が中心でした。ここには驚きがあり深い霊性があります。だれでも自分の時間と賜物を発揮できる伝道の場です。距離的にボランティアが可能なら、夜回り等の体験ができ、仕えることの意味と人間の罪がもたらす現実に気づき、それがかつてない形で迫ってきます。秋山先生たちによるオリエンテーションから始まって夜回りに至るまで、実に感動的な体験の数々でした。物理的条件で参加が難しい場合でも経済的サポートもありますので、神様は誰にでもきっと機会を与えてくれるでしょう。
釜ヶ崎以外にも教会や施設、学校等を訪問できました。「喜望の家」同様どこを訪れてもWIGIATを思い起こします。
「るうてるホーム」の年長者へのすばらしいケアには神様が働いていました。当時の「婦人会連盟」の呼びかけのよって1964年に始まったこの働きは、年長者の方々に対する御霊によるケアとでもいうべきものです。神様は保育園、幼稚園の子どもたちにも御手をもって働いておられました。教会の未来を彼らに委ねましょう。もちろん私たちも、イエス・キリストの恵みを知ってもらうため子どもたちとその家族に福音を伝えるべく招かれています。付属施設をもつ教会での働きで感じたことです。
WIGIAT。神はいったい西教区のどこにおられるか? 信仰に根ざして行われているすべての働きの中におられます。日々の暮らしの中で「燃える柴」の前にしばし立ち止まり、思い巡らし、モーセのように行動するかどうか。それは私たち次第。ここから主イエスとの新たな信仰の旅路を歩み出すことでしょう。この1ヶ月間、私とクリスにこのような経験をさせてくださった西教区に感謝しています。

2009年度 日本福音ルーテル教会 教職按手式

日本福音ルーテル東京教会 宣教百年記念会堂
2009年3月8日午後7時

第14回 全国伝道セミナー

私にとっての伝道 - 誰に、どこで、どのように ? -
主題聖句 「そうせずにはいられないことだからです」 コリントの信徒への手紙 Ⅰ 9章16節
宣教師ヴォーリスが 「日本の中心、日本のガリラヤ湖」、と呼んだ琵琶湖で会いましょう。
●2009.5月4日?~6日?
●琵琶湖国定公園 近江白浜 白浜荘  520-1223 滋賀県高島市安曇川町近江白浜
全国伝道セミナー実行委員会

メディア伝道委員会報告

2月2日(月)、第1回メディア伝道委員会が開催されました。
リニューアルされていないホームパージの課題、経費削減のための常議員会報告のペーパーレス化(年100万円の経費削減を見込める)など、懸案事項と方向性を委員会では確認をいたしました。
まずホームページ管理の位置づけを、広報室が担うこととしました。
またホームページについては、ルーテル教会の歴史や信仰告白の紹介を強化すること、各個教会の宣教に役立つことが使命であることを共通認識とする方針を軸に4月を目標にリニューアルを行うことを確認しました。
また経費削減のためのペーパーレス化については、2月常議員会報告から取り組めるように準備を進めます。この点については、書類のダウンロードをお願いしなくてならならないことなど、お手数をおかけする面があるかと思いますが、ご協力をよろしくお願いいたします。
(委員長 滝田浩之)

お詫びと訂正

るうてる1月号2ページ(下段)にて「間垣洋助先生」が「間垣洋介先生」となっておりました。お詫びして訂正いたします。

住所変更のお知らせ

◇伊藤初江 〒222-0026神奈川県横浜市港北区篠原町1227-21伊藤眞一(様)方 TEL 045-433-2164

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