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機関紙るうてる

るうてる2012年3月号

説教「驚くべき十字架」

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《人の子は仕えられるためではなく仕えるために、また、多くの人の
身代金として自分の命を献げるために来たのである。》
マルコによる福音書10章45節

 聖書は、神の子イエス・キリストが、この私たちに仕えるために来られたことを宣言致します。これは何と驚くべき言葉でしょうか。父なる神さまとご一緒に、この世界を造られた、またこの世界をご支配しておられる神の子が、あの人の子イエス・キリストが、こんなちっぽけで、罪深く、「思うように生きられない」と嘆くしかない私たちに仕えてくださる、実に主はそのためにきてくださったと語られているのです。
 しかし、果たして本当に私たちは、この言葉に
驚きを覚えているでしょうか。どこかこの驚きを見失ってしまっている私たちがいるのではないでしょうか。では何故驚くことが出来なくなってしまっているのか。それは、主の言葉に従い得ていないからです。もっと言えば、主を見習って生きてはいないからです。この御言葉の前にはこんな言葉がある。「しかし、あなたがたの間では、そうではない。あなたがたの中で偉くなりたい者は、皆に仕える者になり、いちばん上になりたい者は、すべての人の僕になりなさい」。そして、なぜならば、と上記の御言葉が続くのです。私たちがこの主のお言葉に驚き得なくなっているのは、どこかで主に仕えられることを「当たり前」のこととして受け取っているからではないでしょうか。「仕える」ことの困難さは、実際に「仕え」て見なければ分からないのです。主が私たちにお仕えくださったように、私たちも実際に人に仕えてみる。その時に、初めて分かる。人に「仕える」ということが如何に困難であるか、ということを。しかもそれは、いつも自分たちに好意的な人物に仕えることを意味するのではないのです。感謝もされない。むしろ疎んじられたり、「やって当たり前」とばかりに、わがままで自分勝手なことばかりを要求するような人にも仕える。怒りが込み上げてくる。理不尽さに泣けてくる。文句や不平などを「ぐっ」と押し殺しながら、唇を噛み締めながら「仕える」ということだって起こってくる。しかしそれは、私たち愛に乏しい欠けだらけの弱い人間だからであって、神さまやイエスさまはそうではない、と思われるかも知れない。しかし私は、「神さまだから平気だ」「イエスさまだから平気だ」と考えるのは間違っているとも思うのです。罪に対しても、人の悪に対しても、私たちの方が遥かに鈍感なのです。ある意味、同じ罪人同士として、同じ穴のむじなとして、「しかたがないよね」とばかりに物わかりの良ささえも持ち合わせていたりする。そうではなくて、私たちと同じ人でありながら罪を犯したことのない神の子が、私たちに仕えてくださるのです。罪人同士でもない、同じ穴のむじなでもない神の子が、罪人の私たちに仕えてくださる。自分勝手で、わがままで、感謝もせず、常に不平不満を言うような、どうしようもない私たちに仕えてくださる。それが十字架なのです。決して「当たり前」のことが起こったのではないのです。罪に対する激しい怒り、決して赦せないというご自身の思いに徹底的にぶつかって、それでも赦すことを、愛することを徹底的に選び取ってくださった。ご自身の命を私たちの身代金として差し出すほどに、私たちに仕えてくださった。そんな十字架の出来事だからこそ、「驚く」のです。こんな私(たち)のために、どうしてここまでしてくださるのか、と「驚く」のです。それが「多くの人の身代金として自分の命を献げ」てくださった主イエスのお姿に他ならないからです。
 十字架の出来事は決して分かりきった自明の出来事ではないのです。「どうしてそこまで」というまことに不可思議な「驚く」べき出来事なのです。私たちは主のご受難と復活に向かうこのレントのとき、もう一度この新鮮な「驚き」を取り戻す歩みをしたいと思うのです。また事実、この「驚く」べき出来事が、この私(たち)の上に既に起こっている、ということを信じていきたいと思うのです。
清水教会・小鹿教会牧師       浅野直樹

ルターによせて(11) 

深い苦難の底から

 「深い淵の底から、主よ、あなたを呼びます。」という詩編百三十編の祈りは、昨年三月の東日本大震災を経験した者の心に今なお響き続けている。
 青年の頃から苦悩に満ちた精神の持ち主だったルターは特にこの詩編から讃美歌を作詞作曲した程に愛唱していた。
それが教会讃美歌三〇〇番(なやみのなかより)だ。その作詞に当たり、彼は、「深い淵」という創世記以来の世界を自己の「深い苦悩」という心的世界に捉え直した。作詞年は一五二四年だが、それはドイツ農民戦争が勃発した年だ。彼は自身を「農民の子」と呼ぶほど農民を愛しており、農奴的抑圧の下にある彼らに同情的だったが、やがて彼らが反乱暴徒化していく過程で、徹底的に糺弾した。 結果、両者の間は決定的に決裂した。その非常な懊悩の中でこの歌は生まれたが、彼はその最終の第五節で、ローマ五・二〇に依り、「罪の増したところには恵みはなおいっそう満ち溢れます。」と歌う。このルターの信仰を、そのままバッハが受け留めている。カンタータ三八番では、このルターのコラールの一節、五節が採られている。旧約聖書の中でも詩編を愛したルターの信仰は嘆きを通して讃美へと向かう詩編詩人のそれに重なる。

牧師の声 私の愛唱聖句

博多教会 宮本 新

「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい」
ローマの信徒への手紙12章15節

 この聖句は時宜に応じて受け手の気持ちに様々なな響きをおこさせるように思います。喜びを共にし、涙を共にしてくれた人のことを思い出したり、喜びや涙を共にできなかった時のことを思い出させることもあるかもしれません。
 人との関わりの中で「どうしてそうしなかったのか」と問われたり突きつけたりすることさえあるかもしれません。私の場合、この聖句から教会や礼拝について貴重な気づきを与えられたことがあります。
 神学生時代の研修先でのこと。あるとき教会で、結婚式と葬儀が続けてありました。記憶が定かではありませんが、たしか主日礼拝をはさんでの葬儀であり、結婚式であったと思います。朝には悲しみ悼み、夕には喜び祝うことを一人の人(人格)が、本当にどれほどできるものだろうかと思ったりもしていました。
 葬儀、主日礼拝、結婚式と司式する牧師の姿は真剣そのものでしたが、その心持ちを察することは当時の自分には出来ませんでした。そのときにふとこの聖句が心に浮かびました。
 この聖句をただ自分が出来るかどうかばかり考えていたものでしたが、実はパウロがこう述べるとき、喜ぶものと共に喜び、泣く人と共に泣くキリストを思っていたのではないかと考えたのです。そうであるならば、この聖句は教会の礼拝でこそ臨場感を持つみ言葉になるのではないかと思うようになりました。
 牧会する現在も、この聖句から時宜に適った祝福を与えてくださる主を覚えて礼拝をしています。それぞれの生活の場で、悲喜こもごも経験する会衆が、同じ主を礼拝し、そこで慰めと励ましをえる恵みをこれからも大切にしてゆきたいと願っています。
 この聖句は、わたしにとって、いつも好んで愛唱するというよりも、時宜に応じて、み言葉のほうが繰り返し私を引き寄せているように感じている一節です。

信徒の声  復活の領域

小鹿教会 寺澤節雄

四十年来の教員生活を定年退職して既に五年、昨年古稀を迎えました。私にとって聖書を読むことは、益々喜びの深いものとなっています。というのは、福音を知る知恵が私の中でますます明確で輝きの多いものになって来たからです。
 ルターは自らの信仰体験を、「天国の門が開かれたようだ」と言ったといわれますが、ひそかに私も「然り」という思いです。キェルケゴールは、自然的生のうちに精神は無い、自然的生に死ぬことによって人は精神になると言いました。この場合精神とは、新たな心的領域への飛躍を意味します。それは自らの自然的生の有りようが明確に自覚され、それを相対化する新たな精神的足場が確かにされることだと思います。
 ここ数年内に、天寿を全うした父母を浄土に送りましたが、その葬送を通して、私の幼少時に養われた信仰のルーツがリアルに甦って来ました。 一切群生蒙光照�qイッサイグンジョウ モウコウショウ�r(み光をこうむらぬもの、ひとりだに無し)。これは浄土真宗の勤行に使う正信偈(しょうしんげ)の一節ですが、私は幼少時から、祖父のしつけで正信偈の勤行を仕込まれました。それは親鸞の大著「教行心証」中の偈ですが、今やその意味が赫々と意識されるのです。それは親鸞のゆるぎのない信仰の表明であり、ルターの確信に通ずるものです。それはまた、パウロの「われは福音を恥とせず」における確信と輝きにも通じます。
 私は今静岡のクリスチャン・クワイヤに加わりヘンデルのメサイアを歌っていますが、この高らかな讃歌はヘンデルの信仰告白そのものであるとも言われます。私は、このようにして信仰的真理の普遍性を知ると同時に、その実における命の豊穣と至福を味わう思いひとしおです。
 仕事に縛られることの少ない昨今、教会に行けばピアノやオルガンが有り、及ばずながらバッハの楽譜を辿ることが出来る。ボイストレーニングの成果を賛美歌の斉唱に反映させることが出来る。信徒兄弟姉妹との親しき交わり等々、教会生活を最も楽しんでいる者との感を深くするのです。
(静岡大学名誉教授・美術教育学)

フィンランド教育事情

長い目で

 子供のころ聞いた話で「るうてる」一年間の記事を終えたいと思います。
 ある賢いおじいさんが七歳の孫と話していました。「さあ、アキ、立派な一年生になったね。学校で何が習いたいんだ?」とおじいさんが質問しました。「算数もスポーツもよくできるようになりたい!」とアキ君は目をきらきらさせて答えました。そこで、おじいさんはこう続けました。「じゃ、小学校、中学校も終わって高校も卒業したら何をしたいんだ?」「いい大学に入りたい!」「それから?」「そうだなあ、大きい会社で働いて、金持ちになって、スポーツカーを買うんだ!」「そうしたら幸せかな?」 おじいさんは聞きました 。 「うん、もちろん!結婚して子どもたちのお父さんになって、立派な家に住むんだ!」「すごい夢だねえ。で、その後は?」「楽しく生きる!」「それだけ?じゃ、おじいさんになって仕事をやめたらどうする?」とおじいさんはアキ君に聞きました。「そうだなあ、旅行したり遊んだりするよ。」「その後は?」すると、アキ君は悲しそうに「死んで終わりだ。」と言いました。「それはまだ終わりじゃないよ。」
 そこで、おじいさんは静かに聖書を開いて、アキ君にこう読んであげました。「イエスは言われた。わたしは復活であり、命である。わたしを信じる者は、死んでも生きる」(ヨハネ11章25節)。そして、アキ君を見て「イエス・キリストは天国への道だ。小さい時からその道を知っていれば、お前は幸せだ。」とおじいさんは言いました。
 人間にとって子供を教育することほど大切な責任はないと思います。子供たちを長い目で育ていきましょう。全ての子供は天国のために造られた者です。
良いイースターを!
 Paivi Poukka,ポウッカ・パイヴィ スオミ・キリスト教会

特集 東日本大震災救援活動報告「ルーテル教会救援」JLER

 東日本大震災の発生以来、はや一年を経過しようとしています。震災と津波の被害により、愛する人を失い、苦しみと悲しみの中にいる方々、また厳しい寒さが続いている被災地で日々の生活に苦闘している方々のことを祈りの内に覚えます。
 神の恵みと導きにより、昨年の3月14日の救援対策本部設置より、被災地の石巻市、気仙沼市、南相馬市においてJLER(ルーテル教会救援)の緊急支援(食糧・物質・人材関係等)の配布・提供、多角的なボランティア派遣プログラムの展開などを通して、被災地域との信頼性・協同性が多くの方の支援と協力により、実現できたことを主イエス・キリストに感謝いたします。  
 ことに、一年間、日々のつらい救援活動に精力的に取り組んでくれた現地スタッフの方々、全国からボランティア活動に参加してくださった多くの教職・信徒の方々、キリストの体なる教会である日本および海外のルーテル教会・施設・牧師・会員の方々の祈りと支援、さらにJLERの支援活動を心から受け止め、共に歩み、協力してくださった被災地域の多くの人々に心より感謝いたします。
 昨年の秋に、JLERの本部会議は本救援活動を日本のルーテル4教会の共同事業として、最大限2014年3月まで存続していくことを4ルーテル議長会で確認しました。今後、2年間の予想される主な活動は、石巻市を中心とした仮設所等での必要な精神的・物質的支援活動、気仙沼市前浜地区での地元地域住民の方々に応えた形での「コミュニティーセンター」の形成、それに定期的で必要なボランティア派遣プログラムの継続性であります。
 2011年度のJELCの連帯献金(本紙8頁記載)、各ルーテル教団からの献金、それに海外のルーテル教会・協会からの多額の支援金を活動資金として有効に用いて、JLERの救援活動が「キリストにおける愛の奉仕」の業に沿ったふさわしい事業活動を実現していくためにも、今後と一年間の感謝を覚えて  本部長 青田 勇

今後のJLERの主な活動
●仮設支援プロジェクト 
 石巻市北上町・河北町の仮設住宅で の体操&お茶っこ会等の精神的ケア 活動
 ●物資支援プロジェクト
 南相馬市仮設住宅への物資支援事業
 ●気仙沼市前浜地域振興会館(コミュニティセンター)建設
 被災された前浜地域社会の再生の ためのコミュニティー建設支援
 ●石巻市十三浜漁業協同組合・作業 所建設支援
 ワカメ作業所復興のための支援事業

現地牧師・スタッフの声「となりびと」でありたい

伊藤文雄(現地派遣牧師)

 全国の皆さんから大きな支援をいただいてきました。目に見えなくても、祈りながら支援をたゆまず続けてくださったことは、現地の人たちにとってかけがえのない大きな励みでありました。
 今年は例年になく寒い。吹雪いていて広い川さえ霞んで見えるほど厳しい。今年の冬こそ暖かくあってほしいのに、こんなに厳しいとは。 どう受け止めるべきでしょうか。 そんな中で、わたしたちは何もできないけれども、一緒にいさせていただきたいとここにいます。
 「わたしには金や銀はないが、持っているものをあげよう」と言ったペトロの心境を想わずにいれません。わたしたちにも資金はない。外国から多額の支援の申し出があるからと言って、それに甘えていることはできない。それならば、わたしたちは何を持っていると言い切れるのでしょうか。
 年が改まって、状況も一変している。自らの被災経験を語り始めている人々が少なくありません。かつての避難所へ新年の挨拶に行って、「明けましておめでとうございます」と申し上げると「お目出度くもなんともない」と言われた。 驚いていると、「実は、23歳の息子が津波に流され命を失った」と打ち明けてくださった。私たちが避難所に生活していた時には、しょっちゅう話し合っていたけれども、まったく語らなかった。「とにかく、被災者たちが無事に仮設住宅へ移っていくまでは、頑張らなければと一生懸命だった」と語ってくれた。これから家族のことをじっくりと思い起こしていくとのこと。
 今、わたしたちは石巻市河北町、北上町の仮設住宅団地の集会所で「お茶っこ会」を通して、住民の方々につながっていたいと願いつつ活動している。ここでも、被災経験を語り始めている人たちは増えています。こうした方々に、皆さんと共に、しっかりとこころに寄り添わせていただくことが実現していくためにはどうあったらよいのだろうかと考えています。
 三月末には、多くのグループが被災現場から撤退することが予想される。「ルーテル教会救援」の本部は、2014年の春まで活動を継続していくことを決定した。しかし、どう具体的に活動していくのかその方策の開示が切望されています。

現地からの報告

チーフスタッフ 佐藤文敬

 「まさか、またこうして海苔をやることができるとはな」。この言葉は、私たちが昨年6月から継続的に支援している東松島市宮戸の一人のおじさん(漁業者)が言った言葉です。笑顔でした。
 家も船も、倉庫も、人によっては家族までが流され、海の仕事を一時はあきらめることも考えたであろう人たちが、再び立ち上がっています。右記のとおり東松島市の宮戸西部では海苔の収穫・出荷作業が再開しました。また、漁業者のための共同作業所の建設支援をした石巻市十三浜ではわかめの収穫作業が始まりました。
 気仙沼でも一歩ずつ進んでいます。「震災後の地域の将来のことをみんなで話そうにも集まれる場所がない」。そんな状況をなんとかしようと始めた気仙沼市本吉町前浜地区におけるコミュニティセンター再建支援は、昨年10月から本格的に動きだし、20代から70代までの男女19人の地区住民からなる建設委員会を中心に、建設に向けた段取りが着々と進んでいます。
復興に向けた生産活動やコミュニティ活動などが、目に見える形で動き出したせいか「ほんとに、みなさんのおかげでここまでできるようになったんだ。ありがとね。」と感謝の言葉をいただくことが多くなった気がします。
 しかし、一方でそんなことを言える状態にない人も少なからずいます。例えば、流通が止まり、食料の入手ができない時期(4月)から支援を始めた福島県南相馬市では、地域の将来さえも見通しが立たない中で、津波で農地を失った方々が、仮設住宅で何もすることがなく、急速に身体が衰えていくという状況が出てきています 。 初期の生活物資の緊急支援の後、これまで放射能不検出の野菜の支援等を継続して行ってきていますが、これからはまた違った支援が必要になってきています。
 何ができるかわからない中で動き出した現地(宮城県)での支援活動でしたが、これからがいよいよ本番です。被災地の人たちの声を聴きながら一緒に支えていきましょう。

3月11日の特別礼拝に向けて

鶴ヶ谷教会・仙台教会牧師  藤井邦昭

現地教会の声 昨年三月十一日、東日本地域で起こった地震、津波による大惨事、加えて未だに東京電力福島第一原子力発電所の爆発事故による避難による困難な生活を強いられている人々がいます。被災地の復旧、復興はまだ緒についたばかりですし、ことにもかけがえのない大切なものを失い、癒されないままでいる被災者の心の復興は、これからの最大の問題です。
 被災者は現在各地の仮設住宅で暮らしていますが、孤独死などの深刻な問題が発生しています。仮設入居者への支援は緊急の課題となっています。
 さて震災直後、被災地の状況を把握し、救援活動開始のための情報収集、また仙台・鶴ヶ谷教会の信徒問安などのために、三月下旬先遣隊が鶴ヶ谷教会に遣わされました。その結果を受けて、四月より仙台教会を拠点としてルーテル教会救援「となりびと」の活動が発足しました。以来、十か月が過ぎ、その間現地スタッフを初め、国内外から延べ三百人を超えるボランティアが仙台教会に集結し、宮城県を中心に救援活動を展開しました。
 仙台教会は毎週日曜日九時二十分より礼拝を行っており、これまでスタッフや多くのボランティアの方々が礼拝に参加しました。
 仙台教会としては、ルーテル教会の救援活動の原点は「礼拝」にあると考え、スタッフやボランティアの方々の心の拠り所となるよう、礼拝を大切に守り続けました。 礼拝では毎週聖餐式を行い、国内外の信徒との交わりが与えられ、また多数のノンクリスチャン・ボランティアの方々には心から神様の祝福を祈らせていただきました。
 今年の三月十一日は日曜日に当たり、大震災から一年となります。この節目の日に、犠牲になられた方々を追悼し、地域と人々の再生を祈る礼拝を仙台地区で開催し、大震災に心を寄せる人々と思いを同じくすることができれば幸いです。そしてこれからの「となりびと」の働きが神様に祝福され、ルーテル教会が被災した人々の「となりびと」として立てるように祈り続けたいと思います。

「共に泣いた恵み」

仙台教会 長島慎二

 二十年前に息子を亡くした際、深い慰めとなってくださった方のひとりは近くの店の総菜コーナー担当の婦人でした。顔見知りではあっても名前も知らない方でしたが、わたしの話しを聞いて静かに流した涙は真実でした。 その際、その方もお子様を亡くされたことを知りました。「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい。」(日本聖書協会『新共同訳 新約聖書』ローマの信徒への手紙十二章十五節)という聖句は律法ではなく苦難を体験した者が持つ共感であり神の恵みです。その意味で、想像を絶する大震災を経て、直接的な被災者をはじめ、日本中の人々、世界中の多くの人が其々の人生の体験をも背景として互いに共感し、泣き、喜んだのです。

 大震災直後の一ヶ月間は余震が続き、日常生活にも困窮しました。被災地の中でも仙台は流通や交通が長く滞った都市でした。ガソリンが欠乏し新幹線も開通していない中で、三月二十三日から二十四日にかけて、安井、小泉、立野、杉本牧師が仙台に救援物資を運び入れました。続いて近畿福音ルーテル教会より末岡、杉岡、?ノ下牧師が、また渡邉議長、青田本部長、松木牧師、マタイ氏が来仙し仙台教会を拠点とした救援活動が本格的に始まりました。その後、一年を通して伊藤文雄牧師、立野泰博牧師が救援派遣牧師として救援活動の中心的役割を果たし、スタッフの佐藤文敬氏、遠藤優子氏を始め三百人近いボランティアが仙台教会内に設置された「ルーテルとなりびと」を拠点として活動しました。深く感謝します。しかし、お名前を挙げた方々に加えて、お名前は存じ上げませんが、祈りをもって関わってくださった多くの方々にこそ感謝します。
 被災地を支えたのは、社会的立場や名声や労力ではなく御霊の働きによる心からの共感であったと思うからです。あらためて一人一人が自らの十字架を負い、互いに喜び、泣く恵みを共にしたいものです。

ボランティア総人数(2011年4月~2012年1月)

ルーテル教会救援が直接、石巻市の社会福祉協議会および宮城県内に入っている支援団体からの要請で派遣したボランティア人数です。

合計 374人(のべ人数)
<教会>
 JELC 142(うち牧師・宣教師延べ31)
 (教区別内訳)北海道 2/東 106/東海 6/西 12/九州 7/神学生 9
 KELC 18(うち牧師7)/NRK  24(うち牧師3)
 WJELC 51(うち牧師・宣教師・伝道師26)
<JELC関係学校・施設>
 ルーテル学院 26(うち牧師1)/ディアコニア 2/るうてるホーム 1/東京老人ホーム  4/
 本郷学生センター 1 /ルーテル学院高校 5
<その他>
 他教会 11 /海外教会 15(台湾12/オーストリア2/ELCA1)横浜英和小学校 5 /香蘭女学校 36
 一般(スタッフ紹介、教会員紹介含む) 33

東日本大震災と十三浜の今

宮城県漁業共同組合北上町十三浜支所 運営委員長 佐藤清吾

あの忌まわしい大津波から十ヶ月、石巻市北上町十三浜は厳しい寒さの中で暖かい春の巡りを待っています。
 膨大な国家予算を使うも地震予知は無く、揚句には津波予想高は実際の三分の一にもならない予報が、これほどの人的被害を拡大させたとしか言いようがない。あの日の揺れの大きさと長さは尋常でなく、大きな津波は誰もが予想でき、その備えの避難も当然それに準じたレベルでの退避中に流れたラジオは岩手福島は三メートル、宮城六メートルである。だったら十五メートルなら充分凌げる高さと考えたとして不思議ではなく、沿岸域の人々は殆どその判断に従ったのが、これほどの犠牲者数の最大の原因だと言わざるを得ない。
 直後の十三浜の惨状と光景は例えようもなく、夢と現実の判断がつかず、生きた身の処し方さえ判らないありさまでした。
 追波湾の北岸の十三浜は、十三の集落に六百余の家が建ち、二千余人が暮らしていた漁村地域だったが、その内五百戸が流失全壊で三七〇人の死者行方不明、未だ組合員の家族五〇人の行方が分からぬまま年を越した。漁民は二ヶ月以上、唯一人海に出る者はなく呆然自失で、支援の食糧を食べ、時を流す生活に喝を入れたのは全国からの声援でした。
 三八八隻の船は八〇隻のみ、住居も作業所倉庫も総て流失、生活の手段の無い事の辛さ不自由さが身に沁みる月日を送るも、世界中の国々、日本中の支援、声援は確実に私共の再生の大きな糧となり、十三浜は此のままでは駄目だ、支援に応えて復興をせねば将来は無いと自覚、復興のスタートを切ることが出来た。
 漁業資材の発注と漁民が心をひとつにした共同化が前提で、血が滲む作業の連続はやがて当初目標の災害前八割を完全に達成し、いま春の収穫を待っている。収穫したワカメが世に流通する日は近い。その為の総てに過程で必要な作業所、資金器材の調達。そして何より一番温かい心情を寄せて頂いた全国の支援は、末永く十三浜の子々孫々に伝え語り継ぐべき話だと強く思うのである。
 最後に、昨年の三月十一日の震災直後よりルーテル教会には大変な御支援を賜り、あの寒く飢餓の季節を乗り切ることが出来ました事を改めて深く感謝申し上げます。今、ようやく復興の気力が湧き上がり、今春のワカメの刈り取りに期待を寄せて待つ日々であります。

LWFワールドサービス協議会

世界宣教主事 浅野直樹 

LWF(ルーテル世界連盟)は世界のルーテル教会をつなげる大きな組織ですが、そのなかにワールドサービス(DWS)と呼ばれる部門があります。その名が示すとおりにサービス(奉仕)を世界の貧困飢餓を抱える国や地域に提供しています。そもそも1947年にLWFが誕生したきっかけというのが、第二次世界大戦後の荒廃したヨーロッパにあふれた難民の救済だったことを考えると、これがLWFの本来の姿だともいえます。
 筆者がLWF理事として同部門担当となったために、今年1月にスイスのモントレー市で開かれたDWS協議会に出席したので、「るうてる」を通じてワールドサービスを紹介することになりました。
 まずは数字と標語を示します。世界37の国と地域で活動し、2000人を超える人たちがDWSのスタッフとして世界各地で働いています。それによって毎年200万人以上の人たちに何らかの支援が届けられ、そのための年間予算は100億ドルに達します。
 「貧困と抑圧下にある人びとの権利の向上」をスローガンとして、災害支援、コミュニティ支援、HIV&AIDSとマラリア撲滅、平和と人権向上、性差別からの解放、環境保全などに取り組んでいます。こうした問題を抱えた国々が地図で色別されていて、2011年度の支援対象がわかります。
 これを見るとアフリカの国々がとても多いことに気づきます。DWSが対象とするありとあらゆるサービスを必要とする国がアフリカにはこんなに多くて、わたしも改めて驚きました。もうひとつ目につくのは日本も色分けしてあることでしょう。いうまでもなく昨年、東日本大震災の緊急支援を受けたからです。
 最後にぜひとも紹介したいことがあります。HAP(ハップ)という人道支援活動団体を評価する世界的組織があります。HAPは2010年度に、新たな基準をとても厳しく設定しました。つい先日のこと、DWSはその基準に達した団体として認定されました。世界でも二番目だそうです。関係者はとても喜んでいました。

私の本棚から

ダグ・ハマーショルド著 鵜飼信成訳
『道しるべ』みすず書房、1967年  ※1999年に新装版が発行されています。

 畏怖を覚えながら、神様からの癒しと慰めを自他のために祈りながら、何度も読んだことがあるとおっしゃる牧師先生が多いだろうなあと思いながら、「私の本棚から」を担当する最終回にこの本を選びました。

 自分の芯をどこに据えて生きるか、何を信じて生き抜くかについて教えられます。へりくだって生きる意味が深く沁みます。他者との人間関係や仕事そのものについては書かれておらず、神様とのただひたすらな対話の記録(日記)です。ハマーショルドはスウェーデン国教会のルーテル教会員、一九五三年から一九六一年まで国連事務総長を務めました。責務で移動中の飛行機が墜落し、 突然この世を去りました。没後にノーベル平和賞を受けています。

 一九五五年十二月二十四日、「神はわれわれの独立を望まれる。われわれは、ひとりだちして、自分から神を探すのをやめるとき、神のうちに《ふたたび落ちこむ》のである。」
一九五六年十二月二十六日、「信仰は在り、創りだし、担いゆく。」

 初めて手にしたのは約二十三年前、神保町にある古本屋ででした。すぐに購入し、私の蔵書になりました。大学を卒業し、東京都心にある私大の図書館で働き始めて一年半が経っていました。学生時代に「自分の力だけで生きていける」と信じて教会から遠ざかった生活を送り、社会人になり、「人は自分では計れない世界で生きていかなければならないんだ」と自覚した頃でした。(この直後に通勤電車の車窓に日本キリスト教団の教会を見つけ、再び礼拝へと導かれ、翌年のイースターに洗礼を受けました。日本福音ルーテル熊本教会に転入したのは今から六年前です。)以来、机に座って読むことができるところにいつも置き、折々に読んでいます。

 昨年九月号からこの三月号まで、正真正銘T私の本棚の本から七冊を紹介しました。面映ゆい思いでしたが、楽しく、よい機会でした。読んでくださってありがとうございました。

熊本教会員、九州ルーテ ル学院大学図書館司書   水谷江美子

TNG

武蔵野教会  立野照美

この度、TNG幼児部門のお手伝いをすることになりました。
 先日、始めての会合がありました。「TNG」という言葉は今まで何度も色々なところで耳にしていましたが、改めて、詳しく部門ごとにどの様な活動をしているのか等を、担当の佐藤和宏牧師よりお聞きしました。
 幼児部門では、お誕生カード・教理問答書「そらのほしいくつある」・こひつじシール・こひつじレターの発行等をしています。
 いくつかの教会や幼稚園・保育所で使っていただいていますが、まだ、見たことがないと言う方もたくさんいらっしゃるようです。今回は、こひつじレターとお誕生カードのご紹介をさせていただきます。
 こひつじレターは2010年6月に第1号を発行し、年に3回の発行になっています。
 主に教会学校・幼稚園・保育所で用いられています。内容は、一番大切な御言葉、教会や施設の紹介、絵本・遊びの紹介、実際に子育てをしているお父さん、お母さんからのミニメッセージ等、そして、裏側には御言葉に合った塗り絵やクイズになっています。
 子どもたちが少なくなり教会学校開催が難しい教会で、子どもたちに配布してくださったり、教会員さんがお孫さんに送ってくださったり、とうれしい報告もいただいています。
 お誕生カードは、 ずいぶん前から作成され用いられています。0歳から6歳までのカードがあります。ある保育所では、在園児の妹や弟が誕生した時に、職員の方がコメントを記入してお母さんに差し上げてくださり、たいへん喜ばれているとお聞きしました。このカードはお祝いメッセージの他にお祈りや讃美歌も書かれています。
 幼児部門担当者たちは、たくさんの方に知ってもらい、手に取ってもらって、より良いレターやカードの作成をしていこうと思っておりますので、ぜひ、ご覧頂いてご意見・ご要望をお寄せください。お待ちしております。
 一人でもたくさんの子どもたちに神様の御言葉が届きますように・・・と祈りながら。

住所変更のお知らせ

召天牧師配偶者の三浦澄子様が転居され、下記の住所となりました。
■三浦澄子様
住所:〒860-0073 熊本県熊本市島崎2‐11‐13
ファインテラスせいじの316号室
電話:096‐356‐0837

2012年度 連帯献金のお願い
 2012年度も日本福音ルーテル教会の連帯献金として、主に以下の支援募金をお願いしていますので、ご協力をよろしくお願いします。
ブラジル伝道 メコン川流域支援 喜望の家 世界宣教・無指定献金
郵便振替:00190-7-71734  名義*(宗)日本福音ルーテル教会

ありがとうございました。2011年度 連帯献金報告 

●東日本大震災(559件)        6千333万2千119円
●ブラジル伝道(54件)           198万6千409円
●メコン川流域支援(7件)            19万8千955円
●喜望の家(8件)               20万9千242円
●世界宣教・無指定献金(19件)       35万1千013円    

[献金者   教会・団体・個人芳名]
■東日本大震災(137件) 
【日本福音ルーテル教会】
小石川、本郷、聖パウロ、東京池袋、板橋、稔台、市川、津田沼、千葉、小岩、大森、蒲田、田園調布、雪ケ谷、大岡山、都南、藤が丘、横浜、日吉、横須賀、小田原、湯河原、東京、市ケ谷、武蔵野、スオミ、三鷹、八王子、保谷、羽村、長野、松本、諏訪、飯田、甲府、沼津、静岡、小鹿、清水、栄光、浜松、浜名、新霊山、みのり、岡崎、刈谷、挙母、名古屋めぐみ、復活、なごや希望、知多、高蔵寺、岐阜、大垣、大阪、天王寺、豊中、賀茂川、豊中、賀茂川、京都、修学院、神戸、神戸東、西宮、三原、松江、岡山、福山、宇部、西条、広島、松山、高松、シオン、厚狭、下関、小倉、聖ペテロ、箱崎、博多、福岡西、二日市、久留米、大牟田、大牟田、玉名、甘木、日田、佐賀、唐津、長崎、大分、別府、熊本、室園、合志、大江、神水、健軍、荒尾、八代、水俣、宮崎、鹿児島、阿久根、宇土、松橋、函館、札幌、恵み野、帯広
【その他の教会関係】 東教区総会、あお福音ルーテル、大船ルーテル
【施設・団体】
一粒の麦、近畿福音ルーテル教会、日本福音ルーテル社団、女性会連盟、挙母ルーテル幼稚園、旭ヶ丘母子ホーム、旭ヶ丘保育園、恵泉幼稚園、小城幼稚園、ルーテル保育所、ルーテル学院中学・高等、日本キリスト教協議会、奈多愛育園、西日本福音ルーテル教会、釜ケ崎ディアコニアセンター、国府台母子ホーム、西日本福音ルーテル教会、めばえ幼稚園、長野県こもれびのチャペル、デンマーク牧場デイサービスセンター、田園調布幼稚園、九州学院、北海道特別教区女性会、東教区宣教フォーラム、九州教区女性会会長会、ACWCJ、甲信地区女性の集い、特養老ホームディアコニア、日田ルーテル幼稚園、筑後地区女性会、るうてる法人会連合、北海道特別教区女性会、西中国地区宣教協議会、総武地区、安田トーンチャイムクラブ、熊本地区女性会、神戸ルーテル神学校、東海地区信徒大会、九学中・高生徒会、甲信地区、東中国四国地区女性会、熊本地区、西中国地区、軽費老人ホーム諏訪、小羊会、めばえ幼稚園、早大文Sクラス同期会、大岡山幼稚園、挙母幼稚園、こひつじ園、聖英学園、ルーテル学院幼稚園、シオン保育園、国府台保育園、奈多愛育園園、わかば保育園、神水幼稚園、東教区青年会、NRK東京分区
【個人】
ロサンジェルス教会信徒、中山康子、小町志乃、中嶋泰子、金田貴子、後藤佳代子、星野幸一、高品みさゑ、石澤とし子、小山茂、本橋悦子、林めぐみ、沼本壽美江、小林文恵、加藤貴恵、石田順朗、イングルスルート、宮崎宏子、嶋田達郎、加納勲、高取朗、中野隆正、高橋寿代、曽根すみか、室原康志、野村千佳子、米田登志子、河田玲子、池松綾子、大手昭、伊藤喜代子、小林暁弘、橋野豊子、石田プリシラ、川口良弘、西脇義洋、村田隆三、村田和子、三五さやか、岩田茂子、丸山一郎、石郷岡玲未、長嶋邦英、芦塚千紗、鈴木章子、小宮達夫、渡辺昌子、大林由紀、成瀬真理子、大柴節子、佐伯里英、山本有都子、井上英子、大窪絢子、河野由希、逆瀬川剛史、芦澤千容子、長尾博吉、小林純郎、大江紀久子、天木鈴子、八幡真、藤田光江、西川恵、川口誠、浅見正一、宮田千恵子、ワイズ、高見菜穂子、大林由紀、小林文恵、大林由紀、坂根里辺香、平寿代、井関和子、木下順、沢徳子、小林純郎、中村志津、米田登志子、林めぐみ、石井千賀子、小林文恵、林めぐみ、田中栄子、大和洋一、花城裕一朗、越村知子、岩野翆、一山園子、小林純郎、林めぐみ、大林由紀、松隈貞雄、林めぐみ、小林純郎、兼間和行、岩井順子、小林文恵、今井タイ子、青山くるみ、宮本京子、渡辺せい子、木村修、宮本京子、小勝奈保子、レベッカ・フラナリー、カルリオ、山本有都子、亀井正子
【海外】
マレーシア教会、サンパウロ教会、フィンランド・ルーテル福音協会、ELCA(アメリカ福音ルーテル教会)、ドイツ・ルーテル福音教会、台湾ルーテル教会、 CHINESE RHENISH CHURCH、ドイツ・デイァコニア奉仕部(EKD)、日系バロキア教会、南米教会、CHINESE LIFE LUTHERAN CHURCH、ブラジル福音ルーテル教会、UTA BIRKER,ULRICH BIRKER HANNELORE MANN、DET NORSKE DIAKONHJEM、SILJA PESCHLA、サウスキャロライナ教区、シンガポール・ルーテル教会、香港ルーテル教会、中華ルーテル教会、PATRICA M BERGH、オランダ・ルーテル教会、台湾高等学校、RANDY R. DIEHL、イマフエル・ルーテル教会、ポーランド・ルーテル教会、聖ヨハネ・ルーテル教会、マレーシア・ルーテル教会
■ブラジル伝道(54件)
森部信、角田健、大岡山教会、本郷教会、花城裕一朗、松本教義、小城幼稚園、帯広教会、勝部哲、女性会連盟、岡山教会、羽村教会員、宮崎教会、札幌教会、東京池袋教会、沼津教会、小泉眞、川口 誠、星野淑江、豊中教会、玉名教会、小山茂、立野泰博、東京教会、渡邊聡、小林暁弘、大岡山教会、千葉教会、小石川教会、恵み野教会、間瀬啓允、帯広教会、高蔵寺教会、下関教会、保谷教会、乙守 望、厚味勉、室園教会、シオン教会、松江教会、京都教会、甲府教会、健軍教会、ルーテル学院中学・高等学校
■メコン川流域支援(7件)
国府台保育園、小城幼稚園、勝部哲、渡邊聡、市ヶ谷教会、小山茂、函館教会
■喜望の家(8件)
小城幼稚園、勝部哲、小泉眞、サウスキャロライナ教区、川口 誠、渡邊聡、市ヶ谷教会、箱崎教会
■世界宣教・無指定(19件)
東京池袋教会、小城幼稚園、勝部哲、箱崎教会、刈谷教会、三鷹教会、帯広教会、渡邊聡、千葉教会、めばえ幼稚園、水俣教会、京都教会、博多教会、栄光教会、小山茂、アンデルセン、神水教会
 
◆配分・送金
災害緊急支援及び世界宣教(無指定)献金の再配分も行い、2012年1月に以下のように関係機関会計に送金を終了しました。
●ブラジル伝道特別会計          198万6千409円
●メコンミッション(カンボジア・子供支援含む)      34万3千485円
●喜望の家                  20万9千242円
●東日本大震災ルーテル教会救援    5千401万5千926円

●東日本大震災(559件)        6千333万2千119円●ブラジル伝道(54件)           198万6千409円
●メコン川流域支援(7件)            19万8千955円●喜望の家(8件)               20万9千242円●世界宣教・無指定献金(19件)       35万1千013円    

[献金者   教会・団体・個人芳名]
■東日本大震災(137件) 
【日本福音ルーテル教会】
小石川、本郷、聖パウロ、東京池袋、板橋、稔台、市川、津田沼、千葉、小岩、大森、蒲田、田園調布、雪ケ谷、大岡山、都南、藤が丘、横浜、日吉、横須賀、小田原、湯河原、東京、市ケ谷、武蔵野、スオミ、三鷹、八王子、保谷、羽村、長野、松本、諏訪、飯田、甲府、沼津、静岡、小鹿、清水、栄光、浜松、浜名、新霊山、みのり、岡崎、刈谷、挙母、名古屋めぐみ、復活、なごや希望、知多、高蔵寺、岐阜、大垣、大阪、天王寺、豊中、賀茂川、豊中、賀茂川、京都、修学院、神戸、神戸東、西宮、三原、松江、岡山、福山、宇部、西条、広島、松山、高松、シオン、厚狭、下関、小倉、聖ペテロ、箱崎、博多、福岡西、二日市、久留米、大牟田、大牟田、玉名、甘木、日田、佐賀、唐津、長崎、大分、別府、熊本、室園、合志、大江、神水、健軍、荒尾、八代、水俣、宮崎、鹿児島、阿久根、宇土、松橋、函館、札幌、恵み野、帯広
【その他の教会関係】 東教区総会、あお福音ルーテル、大船ルーテル
【施設・団体】
一粒の麦、近畿福音ルーテル教会、日本福音ルーテル社団、女性会連盟、挙母ルーテル幼稚園、旭ヶ丘母子ホーム、旭ヶ丘保育園、恵泉幼稚園、小城幼稚園、ルーテル保育所、ルーテル学院中学・高等、日本キリスト教協議会、奈多愛育園、西日本福音ルーテル教会、釜ケ崎ディアコニアセンター、国府台母子ホーム、西日本福音ルーテル教会、めばえ幼稚園、長野県こもれびのチャペル、デンマーク牧場デイサービスセンター、田園調布幼稚園、九州学院、北海道特別教区女性会、東教区宣教フォーラム、九州教区女性会会長会、ACWCJ、甲信地区女性の集い、特養老ホームディアコニア、日田ルーテル幼稚園、筑後地区女性会、るうてる法人会連合、北海道特別教区女性会、西中国地区宣教協議会、総武地区、安田トーンチャイムクラブ、熊本地区女性会、神戸ルーテル神学校、東海地区信徒大会、九学中・高生徒会、甲信地区、東中国四国地区女性会、熊本地区、西中国地区、軽費老人ホーム諏訪、小羊会、めばえ幼稚園、早大文Sクラス同期会、大岡山幼稚園、挙母幼稚園、こひつじ園、聖英学園、ルーテル学院幼稚園、シオン保育園、国府台保育園、奈多愛育園園、わかば保育園、神水幼稚園、東教区青年会、NRK東京分区
【個人】
ロサンジェルス教会信徒、中山康子、小町志乃、中嶋泰子、金田貴子、後藤佳代子、星野幸一、高品みさゑ、石澤とし子、小山茂、本橋悦子、林めぐみ、沼本壽美江、小林文恵、加藤貴恵、石田順朗、イングルスルート、宮崎宏子、嶋田達郎、加納勲、高取朗、中野隆正、高橋寿代、曽根すみか、室原康志、野村千佳子、米田登志子、河田玲子、池松綾子、大手昭、伊藤喜代子、小林暁弘、橋野豊子、石田プリシラ、川口良弘、西脇義洋、村田隆三、村田和子、三五さやか、岩田茂子、丸山一郎、石郷岡玲未、長嶋邦英、芦塚千紗、鈴木章子、小宮達夫、渡辺昌子、大林由紀、成瀬真理子、大柴節子、佐伯里英、山本有都子、井上英子、大窪絢子、河野由希、逆瀬川剛史、芦澤千容子、長尾博吉、小林純郎、大江紀久子、天木鈴子、八幡真、藤田光江、西川恵、川口誠、浅見正一、宮田千恵子、ワイズ、高見菜穂子、大林由紀、小林文恵、大林由紀、坂根里辺香、平寿代、井関和子、木下順、沢徳子、小林純郎、中村志津、米田登志子、林めぐみ、石井千賀子、小林文恵、林めぐみ、田中栄子、大和洋一、花城裕一朗、越村知子、岩野翆、一山園子、小林純郎、林めぐみ、大林由紀、松隈貞雄、林めぐみ、小林純郎、兼間和行、岩井順子、小林文恵、今井タイ子、青山くるみ、宮本京子、渡辺せい子、木村修、宮本京子、小勝奈保子、レベッカ・フラナリー、カルリオ、山本有都子、亀井正子
【海外】
マレーシア教会、サンパウロ教会、フィンランド・ルーテル福音協会、ELCA(アメリカ福音ルーテル教会)、ドイツ・ルーテル福音教会、台湾ルーテル教会、 CHINESE RHENISH CHURCH、ドイツ・デイァコニア奉仕部(EKD)、日系バロキア教会、南米教会、CHINESE LIFE LUTHERAN CHURCH、ブラジル福音ルーテル教会、UTA BIRKER,ULRICH BIRKER HANNELORE MANN、DET NORSKE DIAKONHJEM、SILJA PESCHLA、サウスキャロライナ教区、シンガポール・ルーテル教会、香港ルーテル教会、中華ルーテル教会、PATRICA M BERGH、オランダ・ルーテル教会、台湾高等学校、RANDY R. DIEHL、イマフエル・ルーテル教会、ポーランド・ルーテル教会、聖ヨハネ・ルーテル教会、マレーシア・ルーテル教会
■ブラジル伝道(54件)
森部信、角田健、大岡山教会、本郷教会、花城裕一朗、松本教義、小城幼稚園、帯広教会、勝部哲、女性会連盟、岡山教会、羽村教会員、宮崎教会、札幌教会、東京池袋教会、沼津教会、小泉眞、川口 誠、星野淑江、豊中教会、玉名教会、小山茂、立野泰博、東京教会、渡邊聡、小林暁弘、大岡山教会、千葉教会、小石川教会、恵み野教会、間瀬啓允、帯広教会、高蔵寺教会、下関教会、保谷教会、乙守 望、厚味勉、室園教会、シオン教会、松江教会、京都教会、甲府教会、健軍教会、ルーテル学院中学・高等学校
■メコン川流域支援(7件)
国府台保育園、小城幼稚園、勝部哲、渡邊聡、市ヶ谷教会、小山茂、函館教会
■喜望の家(8件)
小城幼稚園、勝部哲、小泉眞、サウスキャロライナ教区、川口 誠、渡邊聡、市ヶ谷教会、箱崎教会
■世界宣教・無指定(19件)
東京池袋教会、小城幼稚園、勝部哲、箱崎教会、刈谷教会、三鷹教会、帯広教会、渡邊聡、千葉教会、めばえ幼稚園、水俣教会、京都教会、博多教会、栄光教会、小山茂、アンデルセン、神水教会
 
◆配分・送金
災害緊急支援及び世界宣教(無指定)献金の再配分も行い、2012年1月に以下のように関係機関会計に送金を終了しました。
●ブラジル伝道特別会計          198万6千409円
●メコンミッション(カンボジア・子供支援含む)      34万3千485円
●喜望の家                  20万9千242円
●東日本大震災ルーテル教会救援    5千401万5千926円

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