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るうてる2007年

るうてる2007年9月号

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第9回ルーテルこどもキャンプ

いのち☆きらきら☆バングラデシュ―み~んな神さまの子どもー

8月7日~9日、今年も全国から37名の5、6年生が集まってきました。会場はルーテル学院大学。江藤直純先生(チャプレン)より「わたしの目にあなたは価高く、貴い」のみことばによりスタートです。その後、スクリーンに映し出された、絵本「葉っぱのフレディ」~いのちの旅~を読んで恒例のアイスメルティング。食事の後には「クイズでバングラ」。バングラデシュ人扮する3人の牧師先生がバングラの事を最もらしく話し、本当の事を言った人の前にグループで移動するのですが、これが大変な盛り上がりでみんなお腹をかかえて思いっきり笑いました。
 2日目の朝、「共に生きる」の活動を通して、大森はつ子さんと原尤子さんからバングラの話やチャーの学校の事を聞き、続いてバングラの文化やスラムで出会った赤ちゃんの話を元日本キリスト教海外医療協力会(JOCS)バングラデシュ派遣ワーカーで助産師でもある柴田恵子さんより聞きました。次は、近くの公園でポイントハイク。グループごとに各ポイントで学校体験して民族衣装で記念写真。お弁当もベンガル語で買い物をして食べました。夜には「心寄せようバングラ」と題し、柴田さんよりスライドを通してお話を聞き静かな黙想と祈りの時間を過ごしました。
 3日目、1人ずつ心の祈りを発表し神さまに捧げ「アーメンハレルヤ」を歌い、祈りをこめた「いのちの種」の風船が空高く舞い上がりました。風船を見つめる子ども達のきらきらと輝く瞳。詳しくは思い出集をご期待ください。

愛するおともだちへ

元JOCSバングラデシュ派遣ワーカー 柴田恵子さん
 8月に開催された第9回ルーテルこどもキャンプでは上記報告の通り、「バングラデシュ」に焦点を当てて、様々なことを学びました。参加した子どもたちは一つひとつに感動し、お互いに大切にされているいのちに出会いました。キャンプ終了後、お話を担当してくださった柴田恵子さんより、子どもたちへ手紙が寄せられました。これは参加した子どもたちだけでなく、全国の子どもたちへ、そしてあなたへの手紙です。

 私はバングラデシュというとても暑く洪水の多い国で、貧しいけれど一生懸命「生きる」お友だちにたくさん出会いました。「衣食住」着るもの、食べるもの、住むところが限られた中で笑顔を忘れず生きる人々に感動し、その中にいつもイエスさまが共にいて下さったことを感じる毎日でした。苦しい生活の中で共に笑い、共に泣いて下さる神さまの存在は私が暑さの中で耐えられないと思う時、何度も私を支え、働く力を与えて下さいました。スラムを歩くなかで私が何かをしてあげたのではなく、貧しさの中で生きる人々が私に、優しく声をかけ、思いやりをもって、いつでもあたたかく接してくれました。人間として助けあって生きることのすばらしさ、愛することを彼らは私に教えてくれたのです。
 第9回ルーテルこどもキャンプでみなさんに出会い、バングラデシュで私が学んだことを分かち合うことができたこと、そして何よりバングラデシュで出会った大切なお友だちを紹介できたことは私にとって本当にうれしいことでした。ありがとう。
 さあ、これからは笑顔がとってもすてきで、キラキラしたバングラデシュのお友だちのことを学校のお友だちやお父さん、お母さんにあなたが伝えてほしいと思います。
 周りからかわいそうな国と言われているバングラデシュ。あんなにキラキラしたいのちがたくさん暮らしていることを……ぜひ伝えてください。
 今日からみなさんは「平和の使者」です。なぜなら相手の国のことを知れば知るほど、相手をいたわり愛することができるからです。
 キャンプに参加して下さったみなさんありがとう、さようなら。また会う日まで。
(紙面の都合上、編集者によって一部割愛。全文はキャンプ報告書をお待ちください)

アメリカワークキャンプ速報

 7月24日~8月7日にかけて、ワークキャンプに9名のティーンズと4名の引率、あわせて13名が参加しました。参加者の声をはじめ報告は次号に掲載予定です。どうぞ、お楽しみに!

『愛は動詞です』

 この夏の新しい大発見をお知らせします。「ペンギンは空を飛ぶ」というものです。
北海道にある旭山動物園のペンギン館が大好きです。ペンギンが空(海)を飛ぶからです。ウソではありません。そこでは水槽の下からペンギンが泳いでいるのを見学できます。下からみたペンギンは、ホントに空(海)を飛んでいるのです。ペンギンは鳥だった。違う角度で見ることで、新しい発見? ができた瞬間でした。
違う角度からみることで、本来の姿を発見することがあります。もしかすると私たちはある一部分だけをみて全体を判断していることが多いかもしれません。神様が造られたものはそんなに単純なものではなく、違う角度からみればいつも大発見できるもので満ちています。
「愛」はどうでしょうか。「愛」は名詞のままでは「愛」だけです。でも、「愛」は動詞です。「愛する」という角度で受け取ることができれば、本来の神様の御心にかなうような意味になると思った夏でした。
(柿のたね)

牧師の声 私の愛唱聖句

あなたは美しい 雅歌1章15節
西教区 天王寺教会・豊中教会 牧師 永吉 秀人
 5年ほど前、ドイツのブラウンシュヴァイク州にあるアルコール依存症の人々のための病院を訪問する機会を得ました。院長が大きな窓から見える素晴らしい景色を眺めながら、「飲まないということは美しい」と語られたことに、私は衝撃をもって聴き入り、深く心に留めることとなりました。私が感銘を受けたのは、飲む飲まないを越えて、人の存在に対する眼差しの温かさ、やわらかさでありました。
 私自身の信仰的人間理解は、特に自分自身に対する見苦しさ、醜さに拠る所が大きく、自分自身を受け入れることに多くの時間を費やして来たものです。このような者として語る務めを預かっておりましたから、かつては聞く方々にとって私による説教は重く、渋いものではなかったかと思い返されます。
 2年前、神学校の講壇奉仕で臨床心理学科の白井幸子先生が天王寺教会での説教をお引き受けくださいました。牧師は語ることの多い務めですから、他者の話をお聞きする機会は大変貴重なもので、楽しみにしつつお迎え致しました。白井先生は、イザヤ書66章2節の御言葉によって、「踏み出せない人間関係」と題して、私も含めた会衆に語りかけてくださいました。先生がお話の中で「あなたは美しい」と語りかけてくださったとき、私の目から思いがけず涙が流れました。私の魂から涙が溢れたのだと思います。私という見苦しい存在であっても、神様からそのように語りかけられたいと欲していたのだと知りました。語りかけに対して、素直にうれしいと感じました。
 以後、私は人との関わりで美しいという表現を心掛けています。天王寺教会には幼稚園が併設されておりますが、今では園児たちが「今度は何が美しいのん?」と声をかけてくれます。春には桜の花びらや琥珀色の樹液の玉、夏には園庭の砂に混じった桜貝、秋には紅葉、冬には薄氷などを持ってきてくれます。その子どもたちに、「君たちが美しい」と応えることが私の喜びです。

信徒の声 教会の宝石を捜して

西教区 広島教会 信徒  山中 真澄

「目が見えないことは不便だけど、神さまが決めたことだから感謝しています」と、いつも明るい真澄姉。彼女の存在が広島教会に新しい風をもたらしました。さて、きっかけから。

 初めて来たのは7年前です。長女が通うルーテル保育所からクリスマス案内がきて、わりとすんなり行きました。でも教会の礼拝に参加するようになったのは、ある人との再会からです。
導いた方がおられるのですね。

 というか、広島県立盲学校(現特別支援学校)の頃、憧れの先輩がいました。その人と20年ぶりに再会しました。そこでいきなり「教会に行きなさい」と言われて。じゃあ、ルーテル教会に行こうかなと。

それで教会はどんな感じですか? 

一般社会にはない、「いごごちのよさ」がありました。社会は私たちにとって難しくさみしいことが多いです。点字ブロックの上にいきなり自転車があったり、迷っていても声をかけてくれなかったり。また孤独です。でも、教会では自然体でいられる。楽でいられます。自分の思っていることをはっきり言うことができます。それを受け止めてくれるイエス様に働かされている人たちに出会えますね。

2人のお子さんたちにユニークな信仰継承をしているとか?

はい。昨年に教会隣のマンションに引越しました。歩いて10秒です。教会の隣にいれば何かあったときに安心です。思春期に遠ざかっても、教会の前を絶対通りますし、信徒の方々が祈って声をかけてくれますので。教会の隣にいるということでの継承ですね。私が歳とって寝たきりになっても大丈夫ですから。だって、大雪の日でも、大雨、台風でも教会があれば安心だし、礼拝に参加できるんですよ。みなさんも教会の隣っていいですよ。

最後に今の教会に「はっきり」言うことはありますか?

 私たちは教会の中にいたれりつくせりの物がほしいわけではありません。人が必要です。点字週報があれば便利ですが、教会の子どもたちが読んでくれます。このような人と関わりたいです。信徒と信徒が相互に牧会できる教会であってほしいです。

東洋と西洋の対話

第6回 私達は困窮している人々を覚え捧げます。(奉献)

「あなたがたの慈しみが結ぶ実を成長させてくださいます。」 (コリントの信徒への手紙 ニ 9章10節b)
平岡(以下「平」):私達は困窮する世界の中で、私達の援助を必要とする人々を覚え献金をします。そして、創り主が私達にお与え下さった大地の実りである食物を聖卓に用意します。
Lathrop(以下「L」):その初めから、キリスト者は貧しい人々の重荷を少しでも和らげるため、日曜日に献金をしていました。パウロはコリント一16章2節でこの献金について語り、また貧困でもあるにも関わらず他者に与える慈善の業故に、マケドニアの貧しいキリスト者達を褒め称えています。(コリント二8章2節) 更に、2世紀のキリスト教文献(ユスティノス他)は、このような献金が実践され続けていたことを明らかにします。
平:寄進は慈善さえも自己顕示の道になり得ると私達を誘惑します。しかし、捧げものは私達を通して、あらゆる恵みで満ちあふれさせてくださるお方への感謝の念を引き出します。
L:私達は主の晩餐の準備としての食物と献金を集めます。食物―パンとぶどう酒―は、私達を信仰において養い力づけるため神によってここで用いられます。そして、これら奉げもの―献金と食物もまた―は、教会の宣教と奉仕のために用いられるのです。
平:神の恵みは今、美しい国に生きる人々のためだけではなく、美しい地球の全ての命を守るため、私達を連帯させ、私達の慈しみが結ぶ実を成長させてくださいます。
L:私達は困窮する世界の全ての人々を覚え、祈ります。そして今、私達の祈りに従い贈り物を集めます。私達は世界の飢餓問題が私達によって解決されるとは思いません。しかし、地球が神のものであり、その資源と食物は共有されるべきである―食物、そしてキリストの福音に誰も飢えてはならない―という証言へのしるしを作ることができると考えるのです。

信仰の学び、養いを生涯続ける

第6回 日常生活のただ中で

 牧師が他の教会に移るとき、また、引退するとき、教会が感謝の気持を込めて「説教集」を出版することがあります。
 この3月に引退された北尾一郎牧師と大岡山教会の場合は少し違ってユニークでした。「信徒奉仕者の養成と訓練」という課題のために、10年間にわたって続けられて、10シリーズを重ねた「大岡山教会講座」の中から教理問答のシリーズと、「日本のルーテル教会の歩み」と、「牧師についてのQ&A」が『LAOS講座』のサイズで、75頁にまとめられて、『この恵みのゆえに』として出版されたのです。ルターの小教理問答を中心に、教会員みなが一時期、新しい角度で信仰の「ナビゲーター」としての主要条項に取り組んだのも素晴らしいことですが、私は今回は特に「牧師についてのQ&A」に注目しています。
 「牧師の仕事ってなんだろう」と思っていても、なかなか質問できないという向きがあるかも知れませんが、牧師についてのそうした尋ねにくい質問を重ねて、牧師の祈り、職務、仕事場、時間、リーダーシップ、住居、研修などが問答形式で実にきちんと問答されているのです。読む者は牧師であること、信徒であることの意味、課題、幸いに導かれて、心温められながら、厳粛な気持に導かれます。ぜひ一読をお薦めします。
 「信仰の学び、養いを生涯続ける」中で中心を占めるのは信仰の主要条項についての学びであり、問答なのですが、それを包んで信仰生活、日常生活の中で出てくるいろいろな問題を取り上げて話し合うということも大切だと思います。『小教理問答』自体、問答形式になっているものの、先生の問いと生徒の答え、答えるために生徒は丸暗記という教材のように考えられる向きもありますが、それを書いたときのルターの生活状況からしても、ルターは『小教理問答』を、子どもの質問と親の答えとして書いただろうと私は考えていて、そうした訳を試みてもいます(宗教改革著作集第14巻、教文館)。子どもと親の問答ですから、毎日の生活のただ中から生まれてくるもので、この問答の中に信仰問答も生きてくるというわけです。
 信仰をもって生きている以上、信仰にかかわりのない日常生活はないと思いますから、そこに生じてくる問題、生まれてくる疑問などを問い掛け、答えを得ていくことも、信仰の学びの重要な一環でしょう。

神学生寮の思い出

西教区長 広島・松江・高松教会 立野 泰博
高校を卒業し、ダンボール2個と布団袋を持ってルター寮に入寮したのはもう20年以上も前のことになります。それから8年間をお世話になりました。寮生活の思い出はたくさんありすぎて、何を書けばいいのか迷ってしまいます。喜びと苦悩の毎日でした。
ルター寮の長い歴史の中で、3回も寮長をやったのは私だけかもしれません。その頃は2つの大きな問題がありました。女子寮問題と外注清掃問題でした。ルター寮といえば男子寮ということで、女子は教職員住宅の一部が暫定寮でした。ルター寮の4階に女子寮をつくるということが10年以上も協議されていたのです。女子寮問題はその頃、ルター寮にとって一喜一憂の大問題だったのです。
また外注清掃問題は自治寮として危機でした。あまりにも汚い寮を見かねて清掃を業者に頼むということが教授会で決定されたのでした。それに対し、自分たちが住む所を清掃できない者が、教会や福祉の現場で働けるわけがないと執行部で真剣に考えました。そして生まれたのが週掃除と月1回の大掃除でした。小学生みたいですが、これを決定するのにも大変な苦労があったのです。みるみる綺麗になる寮に驚いたのは自分たちでした。
神学生の寮生活は、個性と個性のぶつかりそのものでした。神学書を読んでいる学生もいれば、漫画を読んでいる者。私は小説、エッセイ、歴史文学と徹夜で好きなものを読んでいました。そのなかで議論をしたり、わかりあったり。食事時間を削っても集まっていたものでした。牧師になることの不安や疑問。教会奉仕への反発や、召命感を互いに確かめ合ったりと忙しい毎日だったように思います。
今も、あの寮生活に戻りたいなと、ふと思うことがあります。楽しかったなあ。

■募金活動にご協力下さい■
 従来の寮棟を『ルターホール』と名称を変え大改修します。この事業にご理解いただき、ぜひとも募金にご賛同、ご協力お願いいたします。
募集期間 2007年4月~2009年3月
送金先 学校法人 ルーテル学院
取扱機関 郵便振替口座00140-2171183(所定の郵便振替用紙をご利用下さい)
銀行口座 三菱東京UFJ銀行三鷹支店普通口座 4126089
名 義 学校法人 ルーテル学院
【お問い合せ】
ルーテル学院大学・神学校後援会(0422-31-4611)
教会事務局(03-3260-8631)

クリスチャンのライフカレンダー

~信仰で譲らず、愛で譲る~

 町内会でのお葬式、困ったわね。信仰とご近所づきあい、私も悩んだことがあるわ。神社の寄付の回覧板が来るたびに神様を裏切っているような気がして…。
 うちの母はね、クリスチャンだから仏式のお葬式は絶対に行かない、そんな人だったの。ずいぶん父と喧嘩してたわ。ご近所とも難しくって。
 私はね、牧師先生に恐る恐る相談したら、「信仰で譲らず、愛で譲る」っていう言葉をもらったの。とっても納得できて、心が軽くなったわ。手を合わせても、亡くなった方を拝むんじゃなくて、「神さま、どうぞこの魂を天国にお迎えください」って心の中で祈るの。聞かれたら隠さないで、「私はクリスチャンだけど、亡くなった方の宗教や気持を尊重してますから」って説明もしてね。
 そしたら、とっても喜んでもらえて、「キリスト教じゃこういう時どうするの?」って色々聞かれて、かえって仲良くなれたの。そういうのもいいんじゃないかしら。
 あなたのこと、祈ってるわ。

LAOS講座の学び

八王子教会 難波靖雄
八王子教会におけるLAOS講座の学びは、一昨年9月にスタートしている。その後、不定期に何度か学びの時を持ったが、今年からは毎月第4日曜日の午後、「ミニ修養会」の形で、LAOS講座を学んでいる。最初は5月27日のペンテコステ。その日にふさわしく、第5号第1章「初代教会」を取り上げた。以後、第5号を順に一章ずつ6月、7月と学んで来ている。レポーターは決まっていないが、信徒が交替で担当している。
LAOS講座のテキストでは、ルーテルの教会員として当然知っておかねばならない基本的な事柄が取り上げられていると思う。新たに学ぶことも多々あるが、嘗て学んだけれども忘れていたことを思い出したり、間違った理解を正されることもある。時には、読んでいて疑問に思うこともあるが、それはそれで批判的に読んで、機会があれば著者である先生方に質問すれば良いのだと思う。
いずれにせよ、信徒の教育が十分とは言えないルーテルにあって、LAOS講座は、色んな意味で格好の教材だと言えるのではないか。

第4回目るうてる法人会人材養成研修会

 2007年8月9日(木)・10日(金)の両日、ルーテル学院大学において、第4回目るうてる法人会人材養成研修会の研修が開催され、全国各地のルーテル関係社会福祉・幼稚園・保育園から38名が集まってこられた。
 本年のテーマは、「人間関係の形成と成長」である。子どもを抱けない親、老いを受け止められない自分、利用者との関係を築けない従事者等々、社会の基盤である人間関係が不安定になり、さまざまな社会問題を引き起こしている。だからこそ、この現実に真正面から挑んでいくことが必要であり、るうてる法人会の使命がそこにある。
 総会議長山之内正俊牧師の開会礼拝に始まり、精神科医町沢静夫氏の講演、本大学の福山和女教授によるワークショップ、情報交換会、経営コンサルタント浅川哲一氏によるマネジメント研修と続いた研修に、参加者は心を開き、互いの働きを認め合いつつ、解決の手だてを真剣に探った。今までの研修同様、今年も参加者の満足度が高いことがアンケートから示された。
 委員は、野村陽一(牧師、教会代表)、内田栄二(施設長、社会福祉協会代表)、尾田明子(幼保連合代表)と市川一宏(学校法人)であり、市川が委員長を務めた。

憲法9条公開学習会

7月29日、東京教会にて日本福音ルーテル教会信仰と職制委員会と、東教区信仰告白に関する委員会の共催で憲法9条公開学習会を開催した。
 講師として弁護士の石原修氏(市ヶ谷教会)を迎え、憲法条文を取り上げ様々な解釈があることが紹介された。
 石原氏は「日本国憲法の改正手続きに関する法律が成立し、マスコミ等でもこれまで以上に憲法改正が話題になっていくと思います。日本国憲法の基本理念である平和主義、戦争放棄について、自分で考えてみることが大事だと思います」と語った。

教会讃美歌演奏機 めぐみ 完成

教会讃美歌全曲、前奏や後奏曲、式文等の礼拝に関する音楽データを収めた演奏機が完成しました。
キャンペーン価格(~9月30日まで)
70,000円(税込) *通常価格78,000円
予約お申込は
㈱マウビック
〒435-0056 静岡県浜松市東区小池町408
TEL 053-433-1238、Fax053-433-4030 URL http://www.moubic.com

TNG手帳

2008年版TNG手帳の準備が進められています。今回のデザイン担当は、石川実可子さん(名古屋めぐみ教会)です。
 10月中にはお届けできる予定です。プレゼントにもどうぞ。

るうてるINFORMATION

【9/22~24】第11回 全国青年修養会

■テーマ:創造
■場所:福岡市東区(箱崎教会、聖ペテロ教会、恵泉幼稚園)
■主催:全国青年連絡会
■後援:宣教室TNG-YOUTH、日本福音ルーテル教会女性会連盟
■参加費:10,000円
【10/16】ルターホール改修・神学生寮設置のためのチャリティーコンサート
 カナダの著名なピアニスト、シーグフリート・テッパー氏によるチャリティコンサートを開催します。
■場所:ルーテル市ヶ谷センター
■時間:開演 午後6時30分/開演 午後7時
■入場料:2,000円
■問合せ:0422(31)4611(後援会事務局)
03(3260)8632(教会募金事務局)

【10/17~26】第1回 カンボジア ワークキャンプ

(JELA-JELC共同プログラム)
 テーマは「笑顔を作る、未来を築く~神の働きに参与する~」。LWFが建設してる小学校でのワーク(ペンキ塗りなど)や小学校訪問(子どもたちとの交流)、医療現場見学、アンコールワット見学などを予定しています。
■主催:世界宣教委員会、日本福音ルーテル社団(JELA)
■企画:宣教室 TNG委員会
■募集人数:10名程度/参加費用:200,000円(予定)
■対象年齢:18歳以上/締め切り:2007年9月2日
■問合せ・申し込み:教会事務局宣教室(担当:乙守)
mail:mission04@jelc.or.jp/FAX:03-3260-1948

【11/12~22】パレスチナ平和交流ツアー

■目的:ベツレヘム・クリスマス・ルーテル教会との平和交流プログラム
■企画:JELC宣教室・世界宣教委員会
■募集人数:15名程度/参加費用:298,000円(予定)/締め切り:2007年9月2日
■問合せ・申し込み:教会事務局宣教室(担当:乙守)
mail:mission04@jelc.or.jp/FAX:03-3260-1948

【2008年 2/26~3/7】第4回インド・ワークキャンプ(JELA-JELC共同プログラム)

■企画:日本福音ルーテル社団(JELA)・日本福音ルーテル教会(JELC)
■募集人数:10名前後(書類選考あり)/参加費用:150,000円(予定)/対象年齢:18歳以上
■締め切り:2007年12月2日
■問合せ・申し込み:教会事務局宣教室(担当:乙守)
mail:mission04@jelc.or.jp/FAX:03-3260-1948

■TNG委員会では、JELA/JELC共同プログラム(インド、アメリカワークキャンプ等)の担当教職 を募集しています。参加者と同行し、霊的なサポートに心を傾けてみませんか? 
 TNG委員長・佐藤(千葉教会)まで。 kz-sato@jelc.or.jp 

◆◆◆最新版教会手帳住所録ができました◆◆◆

2007年7月1日現在の最新版住所録です。お求めになったルートで新しいものを受け取ってください。個別に教会手帳を購入された方は東京聖文舎へ、お問い合わせください。

【皆様の声を聞かせてください】

 教会手帳編集委員会では2008年度教会手帳の準備を始めています。日頃お使いになられている皆様のご意見をお寄せください。
①教会手帳の気に入っている点
②使いにくい点
③その他ご意見
をご記入の上、メイルにてお送りください。
 メイルアドレスは【techo@jelc.or.jp】です。
 ご意見は随時受け付けておりますが、次年度分の締め切りは【9月10日】とさせていただきます。
 お寄せいただきましたご意見は、編集委員会において総合的に検討させていただきます。
 よろしくお願いいたします。

訃報

内村 要二様(中村朝美牧師のご尊父様)7月30日(月)召天されました(享年91) 。
 謹んで哀悼の意を表しお知らせいたします。
 前夜式は7月30日告別式は7月31日に執り行われました。喪主は内村純一様(朝美牧師のお兄様)。
 なお、ご遺族のご意思により、訃報の連絡は告別式終了後にすることとなっておりました。ご了承ください。

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◆欠番しているもの
1904年~05年
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1926年 7月
1934年 4月~12月
1935年~36年
1937年 1月~8月、9月
1947年 1月、2月、4月、5月、
7月~12月
1948年 1月~3月
1950年 12月
1960年 6月~10月
1961年 3月~6月、8月
10月~11月
1962年 3月~5月
1967年 10月~11月
1970年 9月
1971年 1月、8月、9月
1972年 2月
1974年 4月2号
*1974年~1975年4月まで月2回発行)

 以上の「るうてる」をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ広報室にお貸しください。よろしくお願いいたします。

【お問合せ】は広報室、南雲(なぐも)まで。
FAX:03-3260-1948
E-mail:koho04@jelc.or.jp

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