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るうてる  2009年 8月号

機関紙PDF

女性会連盟80周年記念 総・大会
6.3~5 熊本テルサ

6月3日~5日熊本テルサにて、「スカッと気分爽快」といった総・大会が開催されました。
ゲストにサウスカロライナ女性会連盟教区会長のダイアン姉と副会長のドナ姉をお迎えし、それぞれに多くの課題を持って、第1回女性会が開かれた熊本に集合。先輩方の足跡を学び、「何かことを起こしたければ、女性会に頼もう!」というアメリカの教会にある言葉のように、女性がリーダーシップを持って、女性が女性の受け皿になって宣教していく時、必ず道は開かれる! と奨励をいただき、また希望を新たに各地に遣わされました。新しい21期(テーマ「キリストにつながる喜び」~祈りあい、支えあう~ヨハネによる福音書15章5節「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝……わたしを離れては、あなたがたは何もできないからである」)は、新会長 谷口美樹姉のもとに動き出しました。
全国のルーテル教会信徒のみなさん! 教会を「元気にするために」つながっていきましょう!
(女性会連盟 前役員 朝倉三枝子)

夏休みこども説教「互いに愛し合うために」

事務局長 立野泰博

ヨハネの手紙一 4章11節
愛する者たち、神がこのようにわたしたちを愛されたのですから、わたしたちも互いに愛し合うべきです。

夏休みがやってきましたね。キャンプへ行ったり、プールで泳いだりして元気でいますか。ちょっと苦手な早起きをしてラジオ体操に毎朝いっていますか。暑い日々が続きますので、健康には注意して、夏休みを楽しんでくださいね。
ところで夏休みは宿題もたくさんありますよね。そこで教会からも、ちょっと問題をだしてみます。答えられるかな?
第1問「イスは何のためにありますか?」。これはわかりますよね。答え「座るため」です。第2問「鉛筆は何のためにありますか?」。簡単ですね。答え「字を書くため」です。第3問、少し難しくなりますよ。「太陽は何のためにありますか?」答えられますか。「私たちや自然、神様が造られた世界の成長のため」ですね。もっと他にも答えがあるかもしれませんが、答えられますよね。それでは最後の問題です。これはとても難しい問題ですから、しっかり考えてください。問題「あなたは何のためにありますか?」どうです? 答えられますか。これは一番難しい問題ですね。私たちは、まわりのことについては、よく知っています。しかし自分のことになると、わからなくなってしまいます。自分は何のために生きているのか。その答えがはっきり出せる人は幸せな人ですよ。
今日読んだ聖書は「互いに愛し合う」ことの大切さを教えています。「愛し合うこと」って言葉としては簡単でも、どんなことでしょうね。何をすればいいでしょうね。その答えは「神様が私たちを愛されたように」です。神様はみんなのことを大切な宝物として守ってくださっています。互いに愛し合うことは、神様が私を愛して大切にしてくださっているように、お互いを大切にすることですね。イエス様の十字架も、私たちを愛してくださったことを教えてくれましたよね。
さて、最後にもういちど聞きますよ。「あなたは何のためにありますか?」。その答えは神様のためにあるのです。神様に用いられ神様のみ心のままに生きるためにあります。そのみ心というのは、「互いに愛し合う」ことです。苦しんでいる友だちがいたら、いっしょに苦しんであげてください。喜んでいるときにはいっしょに喜んでください。あなたは神様からの愛を共に生きるために「ある」のです。

風の道具箱

「幸せのご予約承り」

『寝る前の15秒で幸せになれる』。題にひかれ、本屋で立ち読みです。眠る寸前に何を考えるかで、明日が変わるそうです。
「ああ疲れた」「明日も仕事が大変」と思って眠るのと、「今日も疲れる位に働くことができた」「明日も仕事があって幸せ」と思って眠るのとでは、朝の迎え方が違う。「ああ幸せだな」と思って眠ると、本当に幸せになっているというのです。
なんと、キリスト者が毎日やっていることです。私たちは寝る前に必ず祈ります。「今日も守られて感謝します」「今日も神様に守られ幸せです」と、毎日思っています。キリスト者になって祈ることを学び、「神様が守ってくださって幸せ」と祈ってきました。幸せになれるというより、幸せであることに、いつも気がついています。
祈りの中で感謝するとき、神様は「幸せの予約は承り」と答えてくださいます。今の自分に感謝し祈ることができれば、幸せの予約はすでに完了です。
(柿のたね)

インフォメーション

■るうてる法人会連合第8回総会
日  時 2009年8月25日(火)~26日(水)
会  場 学校法人九州学院
礼拝堂(3号館ホール)及び教室
〒862-8676 熊本市大江5-2-1
電話 096-364-6134
Fax  096-363-2576
基調講演 「キリストの愛を伝える」
講師:賀来周一

■全国教職退修会
日 時 2009年9月7日(月)~9日(水)
会 場 熱海 金城館
〒413-0022 熱海市昭和町10-33
電話 0557-81-6261
テーマ 「今日のミッション・フロンティア」副 題 ~宣教、教会と社会の接点において~

■事務局 夏季休暇のお知らせ
8月12日~14日は夏季休暇とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

牧師の声

私の愛唱聖句

九州ルーテル学院 院長・学長  清重 尚弘

幸いなるかな貧しきものよ  ルカによる福音書 6章20節

昔、ニューヨークでの留学生活中のことです。幼い子ども3人と妻に私、とても貧しい生活でした。私は週末の日本語補修校で教え、妻はお年寄りのヘルパーをして家計の助けにしていました。
私の暮らしぶりを心配した学生課の女性職員が「どう、子どもたちはチャンと食べてるの?」と聞いてくれたので、奨学金とアルバイト代を合わせた収入を告げると、「まあ、あなたは生活保護を受ける資格があるわ」といって、申請手続きを教えてくれました。教えられた事務所は、夜開きます。冬のことで、ダウンタウンの地下鉄駅を出ると、もう暗くなっていました。がらんとした待合室に黒人やアジア系とみられる数人が順番を待っています。番がくると、収支を証明する領収書などを添えて家計を説明します。手続きの後2週間ほど待ってからだったでしょうか、生活保護の月額相当分のフードスタンプを送ってもらいました。45ドル分でした。そのときのありがたさは今も忘れません。おかげで、家族はホッと一息ついたのでした。
事務所の帰り、地下鉄を待ってホームで立っていました。トンネルから吹き抜けてくる冷たい風に身をさらしながら、自分は何でこんな貧しい生活をしているんだろうか。教会から行けと言われてここに来ている。でも、父親として夫として家族を支えなければならない、そう思って自分を励ましていました。そのときです。
「いや、そうではない。家に帰れば、3人の子どもたちが、『パパー』といって飛びついてくる、妻は変わらぬ笑顔で『お帰りなさい』といって迎えてくれる。そうだ、自分が支えていると思っていたのは間違いだ。自分の方が支えられているのだ」。
心の中に言いようのない温かいものが込み上げて来ました。ホームに立つ私の耳に、「幸いなるかな、貧しき者よ」と言うキリストの言葉が繰り返し響いてきたのでした。身をさらしてこそ、真の幸いが分かった経験でした。

信徒の声

教会の宝を捜して

東海教区 岐阜教会  桜木 ウーラ

ご出身はどちらですか。
フィンランドです。ヘルシンキから車で3時間ほどのヒュインカという小さな村で生まれました。村の人は皆ルーテル教会の信徒でしたから、私も赤ちゃんの頃から教会に通っていました。温かく家族的な教会の雰囲気は私の信仰や生活の原点です。
子どもの頃や青年時代はどのように過ごされましたか。
教会学校では聖書の勉強や歌、工作などとても楽しい思い出があります。15歳で堅信式を受けてからは、私も女の子グループのリーダーとして責任を持って働きました。子どもたちに教えることは今も大好きです。
日本に来ることになったきっかけは。
30年前フィンランドに仕事に来ていた今の夫と出会い、その後日本に来て結婚しました。
愛知県の稲沢市での暮らしが始まり、2人の子どもや孫たちも与えられて今に至っています。
夫も子どもたちも、そして孫も皆それぞれ洗礼を受けてクリスチャンになりました。本当に神様に感謝しています。
稲沢から岐阜までは遠いですね。岐阜教会を選ばれた理由を教えてください。
その頃ピーライネン宣教師が岐阜の教会におられると聞き、ぜひお会いしたいと思いました。私が教会に来た時はすでに帰国された後でしたが、それからずっと岐阜教会での教会生活が続いています。
30年以上の異国生活で寂しいと感じたこともあったでしょう。
フィンランドでも日本でも、神様はどこでも同じです。岐阜教会は私の母教会のような温かさや家族的な雰囲気がありますし、日本の大学で英語を教える仕事も長く続けているので若者たちと話す機会も多いです。孫の世話もあるし寂しいと言っている暇はないですよ。
バザーでは「ウーラのフィンランドケーキ」がいつも大好評ですね。最後にお得意の名古屋弁でアピールをどうぞ。
うみゃ~~でやあ。本場の味やで、いっぺん食べてみやぁ~~! 神様の恵みがいっぱいあるでよ~~!

名古屋弁はフィンランドの言葉と似ているらしい? しゃべりだすと止まらないウーラさんでした。

高齢者伝道シリーズ(P2委員会)

独り暮らし。でも、安心……。

日本福音ルーテル東京教会牧師 関野和寛

皆さまの教会にも独り暮らしのご高齢の方、また家族が遠くに住んでおられ、お一人で生活されているご高齢の方がいらっしゃるのではないでしょうか。その方が万が一、病気になってしまったら、入院生活を余儀なくされてしまったら、誰が家族の代わりとなってサポートすることができるでしょうか。「教会、牧師が家族代わりに」と直ぐに答えたくなりますが、そう簡単にいくものではありません。金銭の管理、延命治療に関わる決定、役所の手続き、また葬儀のことなど、家族でなければできないことがたくさんあります。
そこで今日ご紹介したいのは「きずなの会」というNPO法人です。この会は身寄りの無い方、また家族がいても、後のことを頼めないという方々の家族に代わって身元保証をしてくれる組織です。行政だけでは行き届かない実際的な問題に対しても丁寧に対応してくれます。また福祉基金により、どんな経済状況の方でも安心して利用できるシステムになっています。実際にわたしの教会でも会員になられ、入院から葬儀そして納骨までの事務・行政支援を受けられた方がいらっしゃいました。本当に教会としても助けられました。教会がお独り暮らしの方の生活を守るために、このような組織と連携していくこともできるでしょう。
一度、「独り暮らしになったら、後のことをどうしていくか」を皆さまの教会でも話し合ってみるのはいかがでしょう。
■きずなの会(NPO法人)
Phttp://www.kizuna.gr.jp/

いのちはぐくむ 中井弘和

第5回 山間の小さな棚田から

いちじくの木から教えを学びなさい。枝が柔らかくなり、葉が伸びると、夏の近づいたことが分かる。(マタイによる福音書 24章32節)

いちじくの木が黄緑色の柔らかい枝を伸ばし、若葉をつけるその節々からは青く幼い実が生まれ出る季節となりました。庭先の茱は赤く輝き、紫陽花も色づき始めています。夏は目前に迫り、私たちの棚田では田植えの準備が始まったところです。清流で知られる藁科川(静岡市)上流域にある山間の荒れた棚田を修復し、自然農法による稲作を始めて10年目になります。豊かな自然や稲から学ぶ場という意味でこの棚田を「清沢塾」と呼んでいます。
田面を覆いつくした草、ブッシュ、竹を払い、崩れた石垣を修理し、沢からパイプで水を引いて、山の上方に向かって一段ずつ棚田を復元していきました。耕さないまま草の中に苗を植え、稲の成長に応じて鎌で草を刈りその根元に置いていきます。そのような田は沢蟹、イモリ、蛙(天然記念物のモリアオガエルもいます)、トンボ、蜘蛛など実に多様な生き物が棲む世界でもあります。3年目頃からは蛍が現れ始めました。その餌となるカワニナも年々増加し、今では無数の光の乱舞が初夏の棚田の夜を彩るようになりました。
自然は、人の関わり方によって、また新たなやさしい顔を現してくれることに気づかされます。田に生い茂る草は、時を経るほどに稲の栽培が容易になるように変遷してきているようですし、当初悩まされた稲の病気(イモチ病)も、このところ目に見えて少なくなってきました。里山への侵食が話題となる竹にしても、棚田を復元し水を湛えるとすぐにその姿を消していきました。
人が自然に寄り添えば、自然はより多くのものを与えてくれる。山間の小さな棚田で実感し、学んだことのひとつです。無限ともいえる多彩な自然の働きや、しるしのほんの一部にでも気づき心を留めることができれば、その向こうに潜む明るい生命の息吹に出合うことができるのではないでしょうか。「人間が自然と和解するとき、人間の魂は再び輝き始めるだろう」(レイチェル・カーソン、1962、『沈黙の春』)こんな言葉が蘇ってもきます。私たちの棚田に、どうぞおいでください。御言葉を学ぶにも、とてもよいところです。

路帖百年。 1909年~2009年

ひたむきな学びに注がれた優しい目

上林暁の『野にて』(新潮文庫、絶版?)という短編集がある。これが縁で一時期、鷺宮のルーテル神学校は「武蔵野文学探訪」のひとつとなっていた。「神学校前」というバス停を入って小道を行くと、屋根の上に十字架のついた小さな学校が見えてくる、というような書き出しだったと思う。昭和の初めの風景である。
寮の2階の窓にきれいな布団が干してあって、それを見ながら、著者はそこでひたむきに学ぶ青年たち、このきれいな布団をもたせて彼らを送り出した故郷の両親を思うのである。
寮の前庭には弓道場があったらしく、何度弓を引いても的まで届かないのに止めることをしない小柄の青年にも、一途な学びへの思いを好意的に認めて、武蔵野の風景の中の一コマとしている短編である。
1969年の三鷹移転までの44年間は、戦後最盛期の55人以上の神学生を擁した時期を含めて、「路帖百年」の第2期に当たる。
その最後の卒業生たちもそろそろ引退の時期を迎えつつある。
(徳善義和)

関門の丘から  松隈 勁

わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。人がわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ。(ヨハネによる福音書15章5節)

8月。生徒たちにとって待ちに待った夏休みの真っ最中。高校1年生は九重高原での修養会。中学1年生は長崎の地を舞台に学院のルーツ探訪の旅。共に2泊3日の旅へと旅立つ。梅光女学院のルーツは1872年オランダ改革派教会から宣教師として送られたヘンリー・スタウト博士夫妻が長崎・梅香崎に開設した英語塾にある。後に山口に開設されていた光城女学院と下関の地で合同し両校の頭文字を取って梅光女学院が誕生した。生徒たちは長崎港をクルーズし、グラバー園内に移設され、今も残る梅香崎の男子部東山学院(スチール・アカデミー)の校舎を訪ねスタウト夫妻の生活に想いを重ねる。2泊3日の共同生活を通して異なる小学校から来た生徒たちの心もつながっていく。新しく入学した生徒たちにとって大切な出会いの時となっている。
前期の課外授業も終わり一段落した頃、理科科では小学校5・6年生と中学生を対象に公開実験講座を催す。豊富な学校の設備を使って、普段では時間の制約上実施できないような実験やモノ創りを体験してもらっている。子どもたちが保護者と一緒になって汗を流しながら取り組んでいる様子が微笑ましい。理科離れが憂慮されているが、目の前の子どもたちの輝く瞳を見ると安心する。
私には男の子ばかり3人いるので、子どもたちが小学生の頃は夏休みの作品作製は随分と手伝った。子どもたちにとっては迷惑だったとは思うが。親が手を出すべきではないのだが、あれやこれや助言しながら手伝うのは親としては楽しい時でもあった。後に子どもたちが理系へと進学していくのには多少なりとも役に立ったと思っている。妻からはよく怒られていたが。
公開実験講座は学院が主催するアルス梅光公開セミナー(Arsはラテン語で学芸の意味)の一環である。アルス梅光を通じて地域とも密接につながっており学院の地域貢献度は高く評価されている。ここにも地方のミッションの使命を担っている姿があると感じている。

『路帖神学校百年。』歴史フォーラム ~生み出したもの、支えたもの~

本年、「2009年」は、私たちの日本福音ルーテル教会にとって歴史的に記念すべき年であります。今から百年前の、1909(明治42)年は教会の宣教の根幹である、神学教育が一つの時代の開幕を告げたきわめて象徴的な年でありました。1909年9月27日、熊本城のお堀の近くを流れる白川沿いにある新屋敷(武家屋敷)のスタイワルト宣教師館(仮校舎)で「路帖神学校」の開校式が校長のブラウン、ウィンテル、スタイワルト、それに熊本教会牧師の山内直丸などの教授陣の参列の下に行われ、未知の将来に向かって宣教の担い手である教職の養成機関が教会の中に開設されて百年を今年は数えるからです。
さらに、日本福音ルーテル社団も2009年で通算すると百年の歴史を刻みます。「社団」は、ルーテル教会で最初の公益法人として、1909年6月21日付で社団法人「在日本アメリカ合衆国南部福音ルーテル教会一致シノッド宣教師社団」の認可を当時の内務省より受け設立された法人です。この「社団」は、当初、神学部を包含する中学校となる九州学院の資産の保全を目的として設置され、戦前の教会の歴史においては日本福音ルーテル教会及びルーテル系諸学校・福祉施設・幼児教育施設などの前法人としての役割を果たしてきました。
このように、神学校と社団の百周年を覚え、さらに後世の教会に正しく伝えていくために、6月15日午後1時から5時、市ヶ谷センターにて、『路帖神学校百年。』~生み出したもの、支えたもの~という歴史フォーラムが日本福音ルーテル教会・教会史資料編纂委員会、日本ルーテル神学校、日本福音ルーテル社団の三者主催で開催されました。当初の予想を超えて、ことに多くの引退の先生方(12名)の参加も含めて、約二十数名の人々が集まり、以下の4人の方々による発題を中心に有意義な学びと意見交換の場を持つことができました。
神学校名誉教授・徳善義和氏「教会のニードと日本の法制の間で」(神学教育の歴史と関連して)、青田宣教室長「1925年の東京移転に伴う神学校改編」(残されている写真のスライドショーと共に説明)、社団理事・長尾博吉氏「神学教育における社団の役割」、江藤神学校長「1976年以降の神学教育」。
(宣教室長・青田勇)

神学校(ルーテル学院)創立百周年記念事業

神学校及びその創立と深く歴史的に関係している日本福音ルーテル社団(JELA)の百周年を祝すための以下の記念事業が今年の秋に向けて、それぞれ計画されています。これらの記念事業に多くの方々が参加し、共に過去の教会の宣教の歴史を想起しつつ、教会だけでなく、それぞれの施設・団体も宣教二世紀に向けての新たな方向性を確かなものとして見出し、神が導く未来に向けての宣教の展開を確かなものとして図る機会として受け止めて頂きたいと思います。
■神学講演会
●M.ルート博士(アメリカ)
「エキュメニカル運動とルター派のアイデンティティー」
日時 9月4日(金) 14時~
会場 ルーテル学院大学
■日本福音ルーテル社団創立100周年記念礼拝
日時 9月22日(火・祝日) 10時~12時
会場 JELAミッションセンター
説教者 A.エリス引退宣教師
※日本で宣教のために奉職したアメリカの宣教師(約40名)招待
※正午~午後2時 愛餐会・交流会(東京・恵比寿)
■パネルディスカッション
「どうする、どうなるルーテル教会の宣教」
日時 9月22日(火) 15時~18時
会場 JELC 東京教会
■神学校(ルーテル学院) 100周年記念式典
日時 9月23日(水・祝日) 10時~12時
会場 三鷹市公会堂
記念式典 記念講演・鎌田寛「命を支えるということ」
●13時30分~15時 記念礼拝(聖餐式)
ルーテル学院チャペル
●15時~16時30分 大懇親会
学院トリニティ・ブラウンホール
■創立記念講演 日野原重明氏 講演会
日時 10月12日(月・祝日)14時~15時30分
会場 ルーテル学院大学

教会手帳住所録の訂正

6月に配布いたしました教会手帳住所録の改訂版(2009年6月現在のもの)に訂正がございます。
■大森ルーテル幼稚園
園長は勝部 哲先生ではなく、竹田 孝一先生です。

また、引退牧師の横田 弘行先生の電話番号が追加されました。
■0537-73-0285
(FAX共用)

以上です。よろしくお願いいたします。

全国青年修養会

日程:9月20日(日)18時~22日(火・休)16時
場所:田園調布教会
テーマ:530(ゴミゼロ)
主催:全国青年連絡会/後援:宣教室TNG-YOUTH
企画運営:ルーサーリーグ(東)
聖句:私が父を愛し、父がお命じになったとおりに行なっていることを、世は知るべきである。さあ、立て。ここから出かけよう。(ヨハネ福音書14:31)
ブログ:http://plaza.rakuten.co.jp/luther530/
連絡先:luther_youth_530@yahoo.co.jp
キリストに連なる青年同士のキャンプです。ゴミ問題をもとに普段の生活と教会生活の繋がりを考えたいと思います。最終日に後泊を設けましたので、可能な方は23日(水)のルーテル神学校創立100周年記念行事にも一緒に行きましょう!

日本・フィンランド交換宣教ツアー

フィンランドからの日本への宣教師派遣は、1900(明治23)年12月、ウェルローズ宣教師一家4人と、それに17歳のクルビィネン嬢が九州の長崎に到着し、最初の宣教師として日本の地を踏み、フィンランドからの宣教の歴史を刻んでいます。ウェルローズ宣教師一家4人とクルビィネン嬢は、2ヶ月半にわたる船旅の後、クリスマス間近い12月13日に長崎に到着し、旅装を解いています。2010年はフィンランドから最初の宣教師が来日して、110年となります。「宣教の歴史」の節目の時を迎え、日本福音ルーテル教会の宣教記念事業として、以下の宣教ツアーを立案・計画・実施いたします。
2010年6月30日~7月12日に予定されている宣教ツアー「JELC訪芬プログラム」に各教会(会員・教職・関係者)の方々が参加されることを心よりお待ちしています。
●SLEY(フィンランド福音ルーテル協会)訪日プログラム
2010年4月2日~12日(フィンランド⇒日本)
計画主体: フィンランド福音ルーテル協会(SLEY)
受入責任: 日本福音ルーテル教会事務局/参加予定人数:20名程度
●JELC(日本福音ルーテル教会) 訪芬プログラム
2010年6月30日~7月12日
計画主体: 日本福音ルーテル教会事務局
受入責任: フィンランド福音ルーテル協会(SLEY)
主なプログラム: KALVIAでSLEY福音大会に参加とドイツでの受難劇鑑賞
参加予定人数:25名(募集人数になり次第締め切り)

お詫びとお願い

「るうてる」7月号の福音版のバイブルエッセーに掲載した写真は、ご指摘もありましたが、昨今の時代状況を鑑みますに不適切なものであったこと、広報室として心からおわびします。今後、このようなことがないように十分に注意し、心して編集作業にあたります。
なお7月号の福音版につきましては、残部があれば、お手数をおかけしますが適切に処理してくださるよう、お願いします。
広報室長 徳野昌博

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