東教区3.11プロジェクト「東北訪問プログラム」2019110405
写真の一番奥が、復旧・復興時にお風呂(天然温泉)の拠点となった道の駅「上品の郷」です。現在、復興公営団地が立っている地域は、以前は荒れ地になっていました。
復興公営住宅では、つるしびな支援を行った地元の方や布ぞうりを作っておられる「なごみの会」の方などと地元のシジミ汁(しじみは数年物で、あさりと間違うほどの大きさでした)などをいただきながら交流の時を持ちました。支援をしていた当時、赤ちゃんであった子も今では小学校2年生と時の経過を実感する時となりました。
復興公営住宅には、海の仕事ができるように、ご覧の通り、外に流しの作業場が設置してありました。
復興住宅を後にして、石巻市北上町十三浜の支援先を訪問しました。地元の特産料理をいただきながら現在の生活状況などのお話をおうかがいしました。
その後、気仙沼市本吉町の宿泊先のペンションに向かい、名物のさんまなどをいただき、その日の振り返りをして一日目のプログラムを終了しました。
現在、気仙沼線の沿岸部を走行する柳津駅 – 気仙沼駅間は、バス・ラピッド・トランジット (BRT) が運行されていました。
その後、今年の3月10日に開館した気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館を訪問しました。
ちょうどこの日は「世界津波の日」で臨時開館していました。
気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館訪問後は、南三陸さんさん商店街を訪問しました。
この裏山につながる道を逃げていれば言われていますが、この写真よりも実際には、かなりの斜度があります。
100回以上の訪問の中で、はじめて山の中腹から全景を見ることができました。校舎の向こうに見えるのが新北上川です。こちらから津波が学校を襲いました。
なぜか、山の中腹にある踊り場?しかし、ここには、低学年の子どもやお年寄りが上ることは困難です。