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《わたしは、平和をあなたがたに残し、わたしの平和を与える。わたしはこれを、世が与えるように与えるのではない。心を騒がせるな。おびえるな。》
(新約聖書/ヨハネによる福音書 14章27節)

平和とは何でしょうか。戦争や喧嘩など、争いのない状態ですか?悲しんでいる人や、泣いている人がいないことですか?平和が何かと質問されたら、あなたは何と答えるでしょうか。

では、反対に考えてみたいのです。一切争いのない場所ってあるのでしょうか?
どれだけ仲が良くても、相手を大切にしていたとしても、意見がぶつかってしまうことがあります。なぜならば、100%同じ考え方の人は、この世界には一人もいないからです。
仲が良い人ばかりではないから、相性が悪かったり、あまり話したことがない人との間では、衝突して喧嘩になることもあるでしょう。これだけ違う人間が同じ場所で生きる以上、争いを無くすことは難しいことに気づかされます。

また、「苦しくて泣く人がいないといいな」とは思いますが、人が泣く理由は様々です。例えば、大切な人が亡くなった時、胸が張り裂けそうで涙が止まらなくなることがあります。周りの人は、少しでもその悲しみが和らぐように、元気になってほしいと思うに違いありません。
でも、亡くなった相手が大切だからこそ、流れる涙です。もう会えないということを受け止めるからこそ流れる涙です。泣くことは、悪いことなのでしょうか?すぐにでも、やめさせるべきものなのでしょうか?もし、大事な人のために泣くことも許されない世界を平和だというのなら、あなたはそのような平和を望むでしょうか?

私たちが生きるこの世界では、どこかで争いが起きている。どこかに必ず泣いている人がいる。じゃあ、どうやって平和を作り出せばいいのでしょうか。
争いは起こるとしても、それを放置するとロシアとウクライナのように、お互いの溝が深まり、悲しみが膨れ上がるだけです。必要なのは、和解です。片方が負けて折れるのでは駄目です。お互いに話し合い、なんとか納得できる場所に着地する。これが和解です。
きっと怒りマックスの二人では話し合いにならないので、間に入って一緒に居てくれる人が必要です。そう、周りが見て見ぬふりをしないことも、とても大切なのです。

イエスは処刑されましたが、笑って唾を吐きかけてくる人をも許し、彼らの幸せも願いました。弟子たちは敵討ちではなく、その人たちのことも大切にするように教えられたのです。
だからこそ、私たちは支え合いたい。敵という言葉で関係を考えたくないし、相手を完全に打ち負かすのではなく自分も折れたい。一人で泣く人に声をかけていきたい。
「平和を作るためにはどうしたらいいのか。」と、考え続けることが、平和への第一歩なのです。

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