メルマガ770
《わたしは植え、アポロは水を注いだ。しかし成長させてくださったのは神です。》
（新約聖書/コリントの信徒への手紙一3章6節）
（新約聖書/コリントの信徒への手紙一3章6節）
ある日、中学生の男の子が「神さまを信じたりする人とか意味わからん」と言いました。私は、その男の子に何か伝えたいなぁと思いました。私は、神さまを信じる信じないは決して強制されることではないけど、と前置きをしたうえで、私にとっては今までいろんなことがあったけど、私は自分の頑張りだけでここまできたとは思ってないよ、もちろんたくさんの人の支えと同時に、神さまが支えてくれたからと信じているよ、というのが精いっぱいでした。その時、この聖句が頭に浮かびました。成長させてくださったのは神さま。今までの色んな人生の場面において、楽しいこともつらいこともたくさんあったけど、どうにか今を生きているのは奇跡だなぁと。やはり神さまの存在を感じずにはいられなかったのです。
中学生の男の子の言葉は、本当に正直な言葉なのでしょう。私が答えた後も、正直納得できてないような顔をしてました。私は、それでもいいと思いましたし、私はこうであると伝えられただけで十分でした。彼がどんなに神さまを感じられなくても、神さまがそばにいらっしゃることは間違いないのですから。
