1. HOME
  2. お知らせ
  3. メルマガ 844

NEWS

お知らせ

TNG

メルマガ 844

思えば、私たちはいつも、光に照らされながら生活をしています。
昼間には太陽が、夜には電気の光が、私たちを照らします。夜に電気を消せば真っ暗になりますが、目が慣れれば物にぶつからないように歩くことができます。月明かりがあるからです。

以前、人生に一度だけ、真っ暗闇を体験したことがあります。場所は、沖縄にある鍾乳洞(ガマ)です。懐中電灯を持って奥まで入ったのですが、そこでライトを消すように言われました。
すると、触れることができそうなほど濃い暗闇に包まれました。何分経っても目が慣れないのです。「脳がバグる黒い塗料」なる物がありますが、本当にあんな感じの暗さでした。なぜ真っ暗かというと、反射した光が全く届かないほど奥まった場所だからです。

とりあえず、そんな場所はほとんどなくて、薄暗い場所でも、常に私は光あるいは光の反射の中で生かされています。
光には他にも、火を起こすと分かるように、「温度・あたたかさ」があります。日向ぼっこすると、何だかホッとしますよね。いつも光に温めてもらいながら、私たちは生きています。
もう一つ。光は、私たちに色を届けてくれるそうです。暗い部屋では、物が白黒に見えます。
反射する光の量が少ないからだそうです。この世界には色が溢れています。光が美しさを届けてくれるのですね。

聖書には、こう書いてあります。
《闇の中を歩む民は、大いなる光を見/死の陰の地に住む者の上に、光が輝いた。》
(イザヤ書 9 章 1 節)

絶望し、苦しく、死にそうな暗闇を生きる者たちの上に光が輝いた。そう、光の方から彼らを見つけ出し、その輝きで照らすのです。
そして聖書は、この光こそイエス・キリストなのだと伝えています。
私たちの生活には、暗闇のように、私たちをつまずかせる色々な問題が起こります。毎日、何があるか分かりません。

突然病気になったり、交通事故に遭ったり、地震や津波、大雨や洪水が起こることがあります。家族と喧嘩したり、友だちや知り合いから嫌われることもある。大切な人が死に、別れなければならない時もあります。楽しい、嬉しいことばかりではなく、悲しい、苦しいことが起こります。
でも、あなたは独りぼっちのままで放置されることはない。イエスという光、その言葉があなたを照らす。そう約束されるイエスの言葉を、今私たちは聴くのです。

クリスマスを迎えました。2022 年もそうだったように、2023 年もイエスという光に、あなたの道は照らされます。そしてあなたもまた、その光を反射し、誰かを照らしていくのでしょう。

最新記事