信仰のみ、恵のみ、聖書のみ
ルーテル教会とは
ABOUT LUTHERAN
ABOUT
私たちの信仰
FAITH
教会の歴史
HISTORY
ハラスメント防止への取り組み
HARASSMENT PREVENTION
仕える人になりなさい
日本福音ルーテル教会で最初に組織的な社会事業を始めたのはアメリカ夫人宣教師パウラス姉妹です。 姉モード・パウラスは1918年に来日し、熊本・慈愛園で子供ホーム・婦人ホーム・老人ホームを創設しました。
妹エーネ・パウラスは、姉と共に慈愛園で働いた後、1930年から東京及び千葉のベタニヤホームで母子家庭や子どもたちのために働きました。
1953年ドイツからエリザベート・ストローム宣教師が来日し、1964年より釜ヶ崎で子どもたちや日雇い労働者、アルコール依存症の人たちと共に20年間働きました。
同じくドイツから1960年にヨハンナ・ヘンシェル宣教師が来日し、主に重症心身障害児とのキャンプ活動を通して、教会の中にディアコニアの心を教えてくださいました。
こうして、多くはアメリカ、ドイツその他、デンマーク、フィンランドなどの宣教師の働きによって各地にディアコニア」の種が蒔かれました。それらが少しずつ成長し、大きな施設であろうと組織にならない小さな草の根の活動であろうと、それぞれがキリストのからだの一部として大切な協会の奉仕の業を担っています。 そして、1993年のルーテル教会日本宣教百年記念大会を機に、「ルーテル全国ディアコニア・ネットワーク」が発足しました。全国ディアコニア・ネットワークは、ルーテル教会の関連の福祉施設、およびルーテル教会の牧師や教会員が深くかかわっているディアコニアの活動を、研修や機関誌を通して紹介し学びながら、ディアコニアの精神を広めることを目指しています。
私がディアコニアを知ったのは、1972年(昭和47年)のことでした。慈愛園パウラスホーム(特養)で奉仕されていた、デンマークのディアコン、ディアコニッセのマルムグレン御夫妻の働きでした。ご夫妻はここで5年以上も奉仕されました。仕えるということをしっかり学びました。イエス様がとるにたらない私たちに仕えたようにと、マルムグレン先生をとおして、ディアコニアのモデルを学びました。御夫妻の仕事の一端をお話しします。
第1は、慈愛園の子どもを養子にされたことです。御夫妻には3人の子どもがいましたのに、もう一人の養子でした。養子の両親は共に精神障害をもっていたため、慈愛園が育てていました。この病気のことを説明したとき、先生は「だから私達が育てます。」ときっぱりといわれました。信仰者の姿をはっきり感じました。
第2は、慈愛園と神水教会が連携し、地域社会奉仕として、家庭福祉相談所を昭和49年に創設しました。そのとき、「障害者の社会生活拡大」というビデオをつくりました。先生はカメラマン、私はナレーターをしたことを思い出します。また、神水教会にバリアフリーをめざしてスロープをつくりました。
ディアコニアの働きを拡大することも大切でした。先生が持っていたデンマークの障害児理解の本が、熊本市の小学生の副読本の基礎となりました。20年間、この副読本が配布されました。
最後に、先生が毎日続けられたことがありました。おとしよりの方々に「おむつ換えましょうか」とやさしくいっておられたことです。私はこのことを老人施設関係者に話しました。日本全国の老人か愛護の「おむつ随時交換」の旋風を巻き起こしたのもディアコニア活動でした。
マルムグレン先生をとおして、私はディアコニアの実践を深く学びました。これからも学んだことを生かしていく覚悟でいます。
目的
運営 本会の運営は、以下の会費によってまかなわれる。年会費 個人および団体、一口2000円(何口でも可)
活動
〒263-0032 千葉市稲毛区稲毛台町23-7 日本福音ルーテル千葉教会内 全国ディアコニア・ネットワーク事務局 TEL 043-244-8008 FAX 043-244-8018 振替口座 00120-8-415700