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宗教改革500年



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     宗教改革500年記念事業 推薦図書
徳善義和著 「マルティン・ルタ— ことばに生きた改革者」 

岩波新書 <あとがき>ルターの「95箇条の提題」をきっかけに宗教改革が起こってから、2017年には「宗教改革500年記念」の年を迎える。ドイツでは、キリスト教だけでなく、社会的にも記念の行事や展示が行われる。また、世界のルーテル教会はローマ・カトリック教会と共に、これを記念する「共同文書」を準備中であるという。おそらく、ルターを「共通の信仰の父」として、宗教改革の現代的意義を確認し、世界のキリスト教会挙げて、現代世界に対する責任を宣言することであろう。日本でもルーテル教会とローマ・カトリック教会との問に神学対話の委員会があり、このような国際的な神学対話や協力と並行して、毎年数回、会合が行われ、様々なテーマが論じられている。
 この会合に出席していると、歴史の流れというものを感じさせられる。宗教改革に端を発するカトリックとプロテスタントとの対立は、20世紀初頭に至るまで、じつに400年近くにわたって続いた。その間、世界の各地では様々なかたちで、両者の対立による影響を受けてきた。日本とて例外ではない。イエズス会士フランシスコ・ザビエルによるローマ・カトリック教会の日本伝道も、19世紀末の開国にともなうプロテスタント諸教派の日本伝道も、背景には、両者の勢力拡大競争があったともいえるだろう。ところが、その両者がいまや、キリスト教会の一致と協力のために、親しくひとつのテーブルを囲み、真剣に話し合いを重ね、その声を共に世界へ訴えようとしている。キリスト教が原点とするものを共に認識し、確認して、新しい時代へ歩もうとしている。時代は変わったというほかはあるまい。
 私は、若い日からルターの神学に学び、多くの主要著作を翻訳してきた。キリスト教とは何か、宗教改革とは何かと考えるとき、問われているものは、突き詰めれば、人間の問題である。そして、いまこの問題を考えるとき、現代の人間にとって「ことばの回復」が、緊急かつ究極の課題だと思っている。このことを心の内に思いつつ、「ことば」が生きるために、生涯を賭し、歴史を動かしたルターの姿をここに書きまとめてみた。一人ひとりが自らの生き方の拠り所となることばをもち、そのことばに立って、生のどの領域でも、心を開き、心を込めて、語り、聴き、書き、読み、行動していくことが求められていると思うところ切だからである。
 東日本大震災と原発事故による被災に直面して、私たちの多くは、ことばを失うほどの衝撃に打たれた。この経験はしかし、かけがえのないものとしなくてはならないだろう。その道のりのなかで「ことばの回復」は、人と人との間で心を開き合ってこそ可能なのだ、ということを体験するからである。(以下略)
   2012年5月
                                    徳善義和
(徳善義和著「マルティン・ルタ— ことばに生きた改革者」岩波新書 あとがきより)

 

マルティン・ルター著 ルタ—研究所訳 「エンキリディオン 小教理問答

宗教改革500年記念を前に、本書を刊行するにあたって

小教理問答 2017年は宗教改革500周年の年にあたる。バチカンと世界ルーテル連盟(LWF)は、一年に一度、一週間の会期で「一致に関するルーテル=ローマ・カトリック委員会」(Lutheran – Roman Catholic Commission on Unity)という共同委員会を通じて両教会の相互理解に努めてきたが、2017年はこの委員会が50回目を迎える年でもある。また、史上初めてのことであるが、両教会は2017年10月31日に、ルターが『95箇条の提題』を掲示したと言われているヴィッテンベルクの城教会で、500周年を記念する合同の礼拝を行う予定である。両教会はそれに先立って、『争いから交わりへ』(From Conflict to Communion)という共同文書を発表している(2013年6月)。この文書の日本語訳も、日本のカトリック教会と日本福音ルーテル教会の共同訳という形で間もなく出版される予定である。
 
 宗教改革500年を迎えるにあたって、日本福音ルーテル教会は500周年記念の意義を教会全体に深く浸透させるために、2012年に準備委員会を正式に立ち上げてその準備に入った。しかし、この500年記念は両教会の相互理解の進展を示すものであるが、単に教会間の出来事に留まるものではなく、両教会が依然として対立関係にあると見ている日本社会の一般的な見方を変革させる意図も持っている。本書はその一環として出版される。ルーテル学院大学附属ルター研究所による新訳である。この著作は、『小教理問答』という名で知られているが、「エンキリディオン」という名前も付されている。アウグスティヌスにも『エンキリディオン』と呼ばれる著作があり、ルターの同時代人、ロッテルダムのエラスムスも『エンキリディオン』という書名のベストセラーがある。端的に「必携」という意味である。この『小教理問答』は、ルターの『エンキリディオン』ということになる。

 この『エンキリディオン』の出版が、宗教改革500年を迎えるにあたって、宗教改革の歴史的意義と現代的意義を考える際の大きな刺激となってくれることを期待している。
           
                             ルター研究所 所長 鈴木  浩 

 

 

フィリップ・メランヒトン著 ルタ—研究所訳 「アウグスブルク信仰告白」

宗教改革500年記念を前に、本書を刊行するにあたって

アウグスブルク (前略)
 宗教改革500年を迎えるにあたって、日本福音ルーテル教会は500周年記念の意義を教会全体に深く浸透させるために、2012年に準備委員会を正式に立ち上げてその準備に入った。教会はその際、4冊の「教会推奨図書」を定めた。
 徳善義和著『マルティン・ルター』(岩波新書)、『エンキリディオン 小教理問答』(リトン)、『アウグスブルク信仰告白』(リトン)、『キリスト者の自由』(リトン)である。本書はその3冊目の図書として出版される。来年には新たな解説を付した『キリスト者の自由』が単行本として出版される予定である。
 『アウグスブルク信仰告白』は、ルターの年若い同僚、フィリップ・メランヒトンが執筆し、宗教改革を導入した諸侯や都市の代表の署名を付して、1530年にアウグスブルクで開かれた神聖ローマ帝国国会で、皇帝カール5世に提出された信仰告白文書である。本書はその後、ルーテル教会のアイデンティティーを定める役目を果たしてきた。
 本書は、2006年に復刻された『一致信条書』(教文館)に含まれているが、今回、単行本として出版される際に、訳文を改訂し、新たに解説を加えた。
 この『アウグスブルク信仰告白』が、宗教改革500年を迎えるにあたって、宗教改革の歴史的意義と現代的意義を考える際の大きな刺激になってくれることを期待している。
                             ルター研究所 所長 鈴木  浩

 

 

ルタ—研究所編著 「『キリスト者の自由』を読む」

宗教改革500年を記念して出版する本書の狙いは何か。
それはキリスト者にとっての 福音に与る喜びと生き方を学ぶためです。

                      日本福音ルーテル教会 総会議長 立山忠浩 

キリスト者の自由 宗教改革500年記念事業の企画の一つとして、日本福音ルーテル教会では推奨四冊を掲げました。
 ここに日本福音ルーテル教会の宗教改革500年記念事業について記すならば、この事業の目的を「明日の宣教へ踏む出すために」とし、それを「過去に学び、今を問い、未来に踏み出す」という視点で取り組むことにしました。推奨4冊もこの視座で選ばれたものでした。500年前のルター及びルター派の歴史とその遺産を学び直し、そして今、この日本の教会を取り囲んでいる現実と教会の現状を直視し、そこで宗教改革の教えがどのように貢献できるのかを考えたいのです。それを経て、私たちの教会が未来に向かって踏み出すべき道を見出して行きたい、そのような狙いを定めたのです。『「キリスト者の自由」を読む』は、私たちの教会とそこに連なる者がこれから歩むべき道を照らし、具体的に踏み出す道を提示するものだと確信します。
 ルターが『キリスト者の自由』を執筆したのは500年前のことで、しかもほとんどキリスト者しかいなかったドイツで書かれたものです。今日、そしてこの日本の国でこの書を読むのであれば、その読み方は当時とは異なるはずです。もちろん、いつの時代でもイエス・キリストによって与えられた福音の真理は変わることはないし、それを『キリスト者の自由』は明瞭に教えています。しかし、福音の真理と出会ったキリスト者が、この世でいかに生活し、具体的にどのようにして神様と隣人に仕えてゆくべきなのか、それはきっとルターの時代とは異なるところがあるに違いありません。
 『「キリスト者の自由」を読む』。まさにこの書を自分自身で「読み」、また教会やグループの中で仲間と「読んで」いただきたくことを願っています。キリスト者として、自由に、喜びと感謝をもって生きるための一助としていただければ幸いです。
       

 

 

 

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